卒業生
2017.7.19

広島で一番のヤンキーからビジネスマンへ〜挑戦者の素顔 YUKI(20歳)

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「挑戦者の素顔」では、広報の米村がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。
中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、米村だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は、YUKIです。
広島県で育ち、祖母、祖父、父、兄の5人家族で育った彼が、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました。

ヤンキーインターンに来る前までの生活を教えてください

僕の紹介文を見てもらったらわかると思うんですけど、僕、すごく家庭環境が複雑なんです。幼い頃お父さんが、自分の好きなことをして遊ぶために、お父さんが借金をして、そこから家族全員が今までのなんともない生活から一転して、毎晩家に電話がかってくるような生活になってしまったです。そしてお父さんは、自分のことにしかお金を使わないので、働いても働いても借金を返せなくなってしまったんです。借金のことがあってから、僕はおじいちゃんとおばあちゃんに引き取られて、幼い頃からおじいちゃん達が貰っている年金でここまで育ちました。

でも、家庭環境が複雑なことで、悩んだことや苦しかったことは今までほとんどないです。小さい頃は、お母さんがいないことも、お父さんに構ってもらえないことも小さい頃は気にしていたんですけど、中学生の時は逆に、見た目からヤンキーだったし、自分が目立つ存在だったので当時はそれが楽しかったです。中学校では、学校内で自分が一番強かった自信があります。
こうなったのも、中学校3年生になった時からです。
中学校2年生まではすごく可愛かったんですけどね。ヤンキーって、細くてチビと、でかくてデブっていうイメージじゃないですか。ジャイアンとスネ夫、みたいな(笑)。
中学校3年生の時に、背も145センチから170センチに伸びたんです。
なので、ジャイアンを意識して髪型も坊主にして、常にいかついオーラを出していました。

こんな感じでずっとやんちゃしていて、当然勉強もしていなかったので、中学校卒業後は高校には行かず、周りの友達が学校に行っている間、僕はずっと免許も持っていないのにバイクを乗り回して警察に見つかって無免許で捕まったり。そんなことを毎日していました。
でも、遊んでいるだけじゃお金がなくなってしまったのでおばあちゃんに相談したんです。そしたら、おばあちゃんの親戚がトラック整備の会社を運営していたんですよ。そこでとりあえず働こくことになりました。

17歳になった時に、みんなが高校で楽しんでいるのをみて、なんだか羨ましくなって、高校受験を決意したんです。定時制の高校を受けたんですけど、若気の至りで入試の時にバイクに乗って学校の中に入って、見事に落ちちゃいました。
1年経った18歳の時、やっぱりどうしても高校に行きたくなって、でも、学費も自分で払わなきゃいけなかったので、仕事をしながら、通信制の学校に通っていました。
学費が高かったので、生活が大変でした。本当は勉強が面倒臭いので2年くらいで学校をやめようと思ったんですけど、自分で払っている学費だったのでもったいないな、と気づいて、最後までやり遂げ、無事卒業できました。 なので、最終学歴は高卒になります。

ヤンキーインターンに参加すると決めた理由を教えてください

地元の友達と、居酒屋で飲んでる時に、僕が「将来ビジネスをして、会社を持ちたい」という話をしていたんです。そしたら友達がケータイを見せてきて「俺の友達が今、東京でこんなことをしているよ」とヤンキーインターンのHPを見せてきたんです。その瞬間すぐに興味を持ち、その後すぐにFaceBookで今はハッシャダイのHPにも載っているYuichiと話して、そのうちに
Yuichiに対して僕と同い年なのに、自分とは考え方が全く違う。僕もこうなりたい。」
と思って、ヤンキーインターンの見学を決めました。

僕、基本的に自分の成長のためなら、見返りはいらない、と思っていて。自分の成長のためにお金を基準に高収入の企業を選ぶわけではないと思っているんです。
東京で自分のために、ヤンキーインターンで頑張りたい。そう思ったので参加を決意しました。

もう一つの理由が、中学校を卒業する時くらいに、「リッチマンプアウーマン」というドラマを見たんです。その時にものすごく憧れを抱いて、毎日見ていてドラマの中の全部の台詞も覚えたくらいで(笑)。中学校卒業くらいからずっと繰り返し見ていて、ドラマの主人公ようにビジネスで成功して、かっこいい男になりたい。スーツを着て東京で仕事がしたいと思ってたんですが、現実は程遠すぎたんです。半分自分には無理。と諦めていたそんな時に、ヤンキーインターンという存在を知人から聞いて、自分の当時なりたかった人物像に近づけるチャンスかもしれないと思い、参加を決意しました。

参加をしての感想を教えてください

参加して良かったです。本当に良かったです。同期もたくさんいて、みんなと関わるほど楽しいし、すごくいい仲間だと思います。やんちゃしていた時と比べると、今は辛いこともたくさんあって正直しんどいとも思うけど、今は実地研修でも努力してきた成果が出てきて、毎日楽しいと思えるようになりました。
座学研修では地元にいる時には絶対会えないような人の話を聞けて、毎回楽しいです。
今までで一番印象に残っている講演会は、株式会社VISIONALYの山本さんの講演会です。
自分のやりたいことをビジネスでやっている姿を見て、自分もこうなりたいと思いました。

参加して、一つ、新たな夢ができました。
僕は将来、絶対起業したいと思っています。でも今起業するとなったら絶対失敗するし、厳しいってわかっているんで、今は勉強あるのみ、と思っています。
勉強をするにあたって、DMMアカデミーに参加したいと思っています。そこで自分の経験をたくさん積んでいきたいと思っています。ですが、とても倍率が高いので、今は自分の周りの人みんなに認めてもらえるように、研修の中でも、自分がみんなを引っ張っていって、全力で行動をして、もっとトークスキルをつけれるように日々改善しています。人と違う特技や、自分でしかできないことをできるように基礎を磨いている最中です。
これからは、世界を救えるような男になって、男の中で一番強い、そんな人になれるように、少しでも近づけるように日々努力をしていきます。

これからヤンキーインターンに参加しようと思っている人たちへのメッセージをお願いします

みんなこうなりたい、っていう願望や夢はあると思うんですけど、なかなか行動に移さない人が多いと思います。口だけになっている人が多いんで、今から来ようか迷っている人は、絶対に、決心してきた方がいいと思います。

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