卒業生
2020.2.12

「モチベーションは存在しない」人生の主導権を持てば僕たちは自由だ−ヤンキーインターン卒業生

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ヤンキーインターンでは、地元から上京し、家賃や食費の負担の無い、半年間の有給のビジネス研修を受けることで、地元では選べなかった企業への就職や新たな選択肢を得られることができる、中卒高卒・18~24歳・地方出身の方向けの都心体験型インターンシップです。全国から、たくさんの若者が集まるヤンキーインターンでは、これまで数多くの卒業生が自らの可能性を広げ卒業していきました。

今回お話をお聞きしたのは、2017年卒業生の川上朱祐さん(25)です。川上さんは長野県出身。カーナビのライン工場で働いていた川上さんは、単調なこの仕事で何十年も働くイメージが湧かず悶々とした日々を過ごしていました。そんな、川上さんは、ある日Twitterのリツイートで回って来たヤンキーインターンのツイートを発見し、思いきってDMを送り、ヤンキーインターン参加を決意しました。半年間のダイレクトセールスコースを経験後、現在は株式会社GOODROIDに就職しています。
川上さんの卒業後の様子や、ヤンキーインターンでの経験について詳しくお聞きしていきたいと思います。

ワークアズライフで、趣味を仕事に


ー現在は、どんな仕事をしていますか?

GOODROIDに就職して1年半になりますが、YoutuberやInstagramerをはじめとするインフルエンサーのプロモーションサービスにて、全体設計から企画立案、キャスティング、撮影/編集まで幅広く業務を行っています。ヤンキーインターンを卒業し、1社目に就職した企業もインフルエンサー事務所だったので、そこでマーケティングを行っていた経験は非常に活かされています。

ー全部一人で行うのですか?

そうですね。もちろん予算規模の大きな企画はチームで取り組むものもありますが、基本的には一から自分で企画を考え、企業様に提案し、採用いただいた企画を形にする所まで、全ての責任を背負って仕事を行います。プレッシャーはありますが、非常にエキサイティングでやり甲斐があります。

ー楽しいのはどんな瞬間ですか?

日常で、ふと浮かんだアイデアをそのまま実行できる所です。例えば、このInstagramerがこの商品を紹介していたら僕は買ってしまうな〜とか、このYoutuberがこの企画をしてくれたら面白いな〜と思うことを企画にしてしまって、相性の良さそうな企業様にご提案する、という様なことができてしまいます。

企業様にも、キャスティングするインフルエンサーの方にも「その企画、面白いっすね」と言ってもらえた時は、本当に嬉しいですね。その上で、視聴者の方から良いコメントがついた時には、もう、たまりませんね。

ー一番嬉しかった出来事はなんですか?

これまでインフルエンサーの活用に対して腰の重かった大手企業様に、3ヶ月以上のご提案を経て、大型の契約をいただいた時です。

若者の私たちからするとインフルエンサーの影響力は感覚的にわかりますが、懐疑的な大人の方々はたくさんいらっしゃいます。

もちろんインフルエンサーマーケティングがどんな業種・業態・商品にも合うという訳でもありません。しかし、どう考えても活用した方が良い企業様も沢山あります。そういった“可能性に気づいていない、あるいは気付き始めた企業様”にしっかりとご理解をいただくこと、そして、結果で驚いていただくことが、私の価値だと思っています。

先ほどご紹介した企業様は結果的に、開設した企業チャンネルの登録者数が60万以上を超えることになり、非常に喜んでいただきました。

ー大変なことはありますか?

弊社は風土として、非常に働きやすい会社であり、結果を出していれば、より自由に働くことができる会社ですが、仕事柄、忙しい時と忙しくない時の差が激しく、企業様からのご依頼を一度に沢山いただくと、その期間は朝から晩までハードワークになるということがあります。

しかし、“この期間を乗り越えたらきっと成長が待っている!”と考えることや、この期間で身につける具体的な力をイメージして取り組むことで、結果的にそういった波も乗りこなせている様な気がします。そして、自分の成長に繋がっていると確信も持てています。

ー休みの日は何をしていますか?

今の仕事は、趣味が仕事に繋がりますので幅広く新しい経験をすることや、趣味を深めることに時間を使っています。落合陽一さんの「ワークアズライフ」という言葉が大好きで、睡眠以外は仕事であり、趣味であり、という意味なのですが、これは僕も大事にしたいと思っている考え方です。

主導権はいつだって僕たちにある


ー今も活きているヤンキーインターンの経験はありますか?

本当に全部活きていると思っています。人との接し方、相手の立場になって考える、仮説思考。当時言われた言葉が、その言葉が必要になるシーンで、ちゃんと思い出すことができて僕を支えてくれています。
今しているのが企画営業なので、ヤンキーインターンとは少し毛色は違うものの、営業で大事なことってそんなに変わらないんですよね。

ー学んだことを、ちゃんと抽象化できてるんですね。

特に覚えていて大事にしているのは、メンターの勝山さんからいただいた「現状維持は死」という言葉です。

人は自分の中で合格点だと思えば、そこで手を止めてしまいがちなです。しかし、仕事では評価は他人がするものです。このくらいで良いか〜と現状維持しそうになった時には、この言葉を思い出して、過去の自分を超える為に後一つ何か見直す点はないか?と自問する様にしています。

ーヤンキーインターンの価値はなんだと思いますか?

自分で選択する力を身に付けられる所かなと思っています。

正直、ヤンキーインターンは僕からすると、とても優しい場所だと思っていて、学習なども僕たちの自主性に任せてくれます。だから何もやらなくても最悪誰にも迷惑がかからないし、そのまま卒業してしまうことだってできてしまう。だからこそ、結局自分でやらないといけないと思えるんですよね。

ヤンキーインターンで、伸びる人、伸びない人の違いはまさにここだと思っていて。でもこういうことは、地元にいると気づけない。周りに自主的にやる人がいて初めて、”あ、やばい。置いてかれる”と思える。
これがヤンキーインターンというコミュニティの力だと思っています。

ー今でも連絡を取る人はいますか?

当時お世話になった社員の人たちとはよく連絡を取ります。僕は珍しく同期が少ない世代だったので、基本的には先輩や後輩と連絡を取りますかね。でも、みなさんSNSが活発だったりYoutubeを初めていたりと行動的なので、連絡よりもそういったことで近況を把握することが多いです。

ーヤンキーインターンを卒業する前と比べて変化はありますか?

考えが今よりもっと浅かったなと思います。あるいは、真面目すぎて柔軟な発想ができていなかったのかも知れません。例えば、同じ事象を見ても思いつくことが人によって全然違うというのは、社会に出て強く知りました。Youtubeなども、見る人によって感じることが違うし、感動的な動画に予想もつかないアンチコメントがついていることもある。だから自分の行動や言動を、色んな視点を持って省みることができる様になったと思います。

ーもっとこういう所を学んでおけば良かったということはありますか?

社会の構造をもっと勉強しておけば良かったと思います。具体的にいうと”このサービスはどこの会社が作っている”で終わるんじゃなくて、その会社はどこの子会社で、とか関連会社はどこ、競合している会社はどこなど、表面上の目に見える部分だけじゃなくて、裏側に疑問を持つこと、これが進路選択時の幅を広げると思います。

例えば、芸能人と関わる仕事につきたいなら、パッと思いつくテレビ局や芸能事務所だけじゃなくて、今Youtubeをはじめる人も多いから、Youtuberの事務所に就職するとか。でも、それだとその事務所に所属する芸能人しか関われないから、GOODROIDの様な代理店に就職するとか。

目的がはっきりしていて、社会の構造を知っていれば、僕たちの選択肢は無限に広がるなと思っています。

失敗しても、死なない


ー上京前の自分と今の自分を比べてどう思うか?

地元にいる時の自分は向上心もなくて、今のままで良いやってずっと思っていました。
でも僕は、ある日、運よく自分で変わりたいと思えて、東京に来て色んな可能性が自分にあることに気づいたんですね。そして、もっとできることを増やしたいと思える様になったんです。

そうやって思うと、地元にいる人たちがこのままで良いやと考えるのは至極普通なことで、自分の可能性を知らないどころか、自分なんて何もできない…と考える人が多い様に思います。
自分がプロ野球選手になれるのを知った上で、今のままで良いやって思う人は多分そんなにいないと思うんです。でも、若いってだけで、そのぐらいの可能性はみんな持っているんですよね。

ー変わった行動はありますか?

とにかく、本を読む様になりました。これもヤンキーインターンにいるときに学んだことで、「ビジネス書は仕事の攻略本だ」ということを教えてもらったのですが、それから少なくとも週に1冊は必ず読む様にしています。適当に読むというよりは、今の課題に対して必要な本を逆引き的に読む感じですかね。

ー地元との関わり方は変わった?

変わらないですね。そもそもそんなに友達が多くないこともあるのですが、地元に帰っても少数の友達と会うだけです。実は東京に来る時も、誰にも報告しなかったんですね。久しぶりに電話が来て「今東京だよ」と伝える感じで(笑)

ーびっくりされたんじゃ?

それが「あ、そうなん」みたいな感じでした(笑)でも、僕が逆の立場でも恐らく同じ反応をしていたのではないかなと思います。出身が長野なので物理的にも近く2時間以内で東京まで来れますし、日本のほとんどの地域が3時間もあれば東京に来れるじゃないですか。

そんな時代に、しかも小さい日本の中で、どこで仕事をしているとかってあんまり関係ないですよね。

ー今後の目標はありますか?

正直、まだ明確には無いです。これは自分の課題として捉えている部分でもありますが、結局夢や目標なんていうのは自分の経験ありきで自然にできて来るものなのかなと思っていて。その点でも僕はまだ圧倒的に経験が足りないと思っています。なので目先は20代のうちに、より濃い経験を積むことが目標と言えるかも知れません。

ーヤンキーインターン生に応援のメッセージをお願いします。

ヤンキーインターンに参加するという決断ができた時点で、大きな決断ができる力をまず持っていると思います。その上で、若者である僕たちの次のステップは、その力を決断した方向に継続させて持ち続けることです。

決断も継続も同じで、人に言われて変わるものでもないので、自分で忘れない仕組み作りをすることも大事だと思います。僕は、日記を書くことで、いつも動機を忘れない様にしていました。周りからは、モチベーションが常に一定と言われることがよくありますが、昔からこうした習慣のお陰なのかモチベーションというのをそもそも感じたことがありません。

大体の人は、”〇〇をするぞ!”とSNSで高らかに宣言して、周りから”すごい!”と言われて、それで満足してやめちゃう。そんなことを繰り返しているうちに、周りの信用を失って、”どうせすぐやめるんでしょ”と思われてしまいます。

僕は自分のことを能力があるとは全く思わないのですが、そうやって勝手にみんなが途中離脱していってくれるので、粘り強くやった結果生き残ることができて評価してもらえる、なんてことも多いんです。
色んなことに挑戦しやすい時代だからこそ、これと決めた決断はぶらさずに継続させて欲しいですね。

ーヤンキーインターンに参加するか迷っている若者にメッセージをお願いします。

悩んでても何も進まないので、まず今頭に浮かんでいることをやってみることが大事です。例えば、ヤンキーインターンはたった半年。仮に今の仕事を辞めて来てみたとして、失敗だったな〜と思って地元に帰って仕事探しをしてみても、まあ同じ様な仕事も見つかるし、地方は人手不足なのであわよくば同じ会社が受け入れてくれることだってあると思います。

さらにいうと、少なからず東京で視野は広がるので、地元でしたいと思う仕事の幅が広がります。そうすると、地元でも新たな選択肢が見つかるかも知れません。

要は、“失敗しても死ぬことはない” ということです。僕はヤンキーインターンに来る時に、心配した親に止められました。ただ、今言った話や「失敗しても死なないし、死なない限り今の年齢だったら、どうにでもなるくない?」と話したら、「そうか、死なないもんな」と納得してくれました(笑)

これに限らず、何かを始めようとした時に親が心配して止めて来る時は結構あるんじゃないかなと思います。そういう時は、寂しい気持ちと、どれだけ考えてその選択をしようとしているのかを聞きたいだけで、本当は応援したいのが親だと思うんです。だから、賢い理由じゃなくても良いから自分なりの考えを伝えることは、挑戦する僕たちのせめてもの責任じゃないかなと思います。

ー川上さん、本日はありがとうございました!

ヤンキーインターンは若者の挑戦を応援しています


ヤンキーインターンは、東京で半年間の生活をするインターンシップで、未経験の若者に基本的なビジネスマナーや実践的なビジネスなどを身につけるカリキュラムを用意することで、地元では得られなかった様な選択肢を得られるサービスです。インターン中の住まいを0円で提供し、食費や生活費などのサポートも行っており、安心して上京することが可能です。

「未経験だから不安…」、「はじめて地元から出る…」、「仕事やお金はどうしよう…」、など様々な不安があると思います。ヤンキーインターンでは、そんな不安や心配を解消する、無料のカウンセリングを実施しています。
無理な勧誘や面倒な電話は一切ありませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

川上さんのインターン時代の記事はこちら

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