「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、鉄拳の近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は、TOKURUです。北海道で祖母と父3人で育ち、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました。
インターンに参加する前は
好き放題やってました。
僕は中1のころ野球部に参加してたんですけど坊主と外周が嫌でサボりまくってました。サボってる時は悪友とタバコを吸ったり、酒を飲んだり、窃盗したり、悪さばかりしてました。それがある日おばあちゃんにばれて、野球部の顧問に報告されて児童相談所に連れていかれました。
小さいころから迷惑をかけ続けていたおばあちゃんの堪忍袋の尾が切れてついに「もうあんたの面倒見る事ができないと」言い出して、名古屋で働いていた父が北海道に呼び戻され中2の頃から父と住む事になり、学校も転校しました。転校させれば悪い仲間とも離れておとなしくなるだろう父は思っていた様ですが、はっきりいって甘いですね。転校して直ぐに新たな悪友を作り、酒飲んだり、タバコ吸ったり、窃盗したり、暴走したりなどして学校には全く行かなくなりました。
地元の相棒と
転校によって、僕の悪友のネットワークが広まっただけでした。そのまま中学を卒業して、定時制の高校に入学したんですけど、中学の頃から「学校に通う」という習慣が無かったので、高校に通わずに遊び散らかしていると、入学して3ヶ月くらいで単位が無くなり退学になりました。高校は予想以上に厳しい所でした。
地元ススキノのギャング仲間
インターンに参加して変わったことは?
やり抜く力を身につける事ができました。
インターンに参加する前は、さっきも言った通り勉強するより友達と遊ぶ事の方が楽しかったので中学、高校は全く行かず自分の好きなことだけをして生きていました。まるでYoutuberみたいですよね。学校を辞めてからは現場仕事をしていたんですけど、始めてもすぐに面倒くさくなったり飽きてしまって、入っては辞め、入っては辞めを繰り返し、何も長続きしませんでした。でもヤンキーインターンに参加してからは、ここで続かなかったらもう終わりだな、とさすがの僕もわかっていたのと、いままではいなかった、自分に期待してくれる人たち、応援してくれてる人の思いを裏切りたくないと思い、僕なりに一生懸命やった結果、気づいたら半年間、インターンを続ける事ができました。東京に来てからは、当然ですが悪さも一切しなくなりました。
先輩インターン生達と
東京で感じた事
みんな言ってると思いますが、とにかく人が多いと思いました。
地元にいた時は靴を踏まれた、肩がぶつかった、等で事あるごとにすぐ喧嘩してたんですけど、東京に来てからは人が多すぎるので「しょうがないか」と思うようになりました。そんな事でいちいち喧嘩してたら。1日の8割りを喧嘩に使わなくちゃいけないって気づいたんです。少し大人になった気がします。
満員電車でも地元にいた時は喧嘩してたのですが、満員過ぎて、ぎゅうぎゅうすぎて動けないし、怒るより呼吸の方が優先なんです。すこし大人になった気がします。
オンリーワンを求め青髪に。3歩に一度は喧嘩してたらしい
これからの目標は?
将来は金持ちになりたいです!
好きなだけやりたい事ができて、欲しいものも好きなだけ買える。そんな風になりたいです。昔からそう思ってたんですけど、今はそのために何をするべきかが見えて来たので、今は好きな事だけじゃなくて、辛いことや、苦しい事でも、目標に近づくために取り組んでいきたいと思っています。今まで散々迷惑をかけまくった両親、祖母にもいつかビッグになって恩返しをしたいので、今はがむしゃらに頑張ります。
これか参加する方へメッセージ
とりあえずハッシャダイに来てヤンキーインターンに参加してみてください。僕みたいに、地元でクズみたいな事をしてた奴でも変わる事ができましたから。
地元にいたって、何も変わりません。それは僕が痛いほど知っています。別に今のままで満足、変わりたくないなら来る意味は無いとも思います。
ただ迷っているならばすぐに参加してください!不安だったら、地元で同じ境遇の仲間と参加しても良いと思います。僕もそうだったんで。
10代でヤンキーインターンを盛り上げよう!