卒業生
2017.8.16

敷かれたレールの上を歩く人生から、自分の選んだ人生へ〜挑戦者の素顔 YOSUKE(22歳)

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「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。
中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は、YOSUKEです。
滋賀県で育ち、野球一筋で生きてきた彼が、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました。

こんにちは!YOSUKEです!本日はよろしくお願いします!
えっ?距離が近くないかって?違います、顔がデカイだけです。
まあ顔のサイズの話は置いておいて、、、じゃあ早速!

ヤンキーインターンに来る前までの生活を教えてください

僕は昔大学に行ってたんですよ!いわゆるヤンキーではなくて、どちらかと言うと真面目なタイプで、大学までずっと野球に打ち込んでいました。そんな僕がどうしてヤンキーインターンに参加することになったか。今から少し話させてもらいます。

僕には一人の兄がいます。兄はとても優秀で、昔からコツコツ勉強を続けていて、大学卒業後は大手自動車メーカーに就職しました。僕は昔からその兄を見て育ち、兄のようになりたい、兄のように自分も大企業に就職したい。兄と同じ道を進んでいれば、自分も大企業に就職できると思い、同じ高校、同じ大学に進学しました。

こんな風に兄の背中を追いかけて20歳、大学2回生の頃です。ふいに「あれ、俺って自分の人生なのに、全く自分で決めてないやん、他人の人生を行きてるみたいやん」って思ったんです。それから急に兄が引いたレールの上を走っている自分に嫌気がさして学校に通うのが嫌になり、勉強に付いて行けてなかった事もあり、そのまま辞めてしまったんです。

ヤンキーインターンに参加すると決めた理由を教えてください

辞めた後は別にやりたい事も目標も考えていなかったから、しばらくはバイトと野球だけして、ダラダラ毎日を過ごしていました。その期間に車で日本一周もしました。初めは東北の被災地を見に行くつもりだったんですけど、時間だけは有り余っていたんで、そのまま一周しちゃいました(笑) 話すと長くなるんで、また個人的に聞いてくれれば話させてもらいます!
そんな感じで1年ぐらい経った時に、そろそろ仕事しなあかんなって思ったんで、ハローワークに行きました。みんな行ってるし、そこしか知らなかったから。それで仕事を紹介してもらうんですけど、やっぱり良い仕事なんてなかなか無いんですよね。大学を辞めた時には覚悟してたんですけど、いざ現実を見せられたら、やっぱりへこみました。「地元の小さな会社で、地元の仲間とずっと過ごすのも悪く無いか」なんて思いながら、就職を決めようとしていた時に、友達から「YOSUKEここ行ってみれば?」と言われて教えてくれたのがヤンキーインターンのTwitterでした。見て思ったのは食・職・住を無料で提供ってありえへんやろ?どう言う事?と疑がったと同時に、自分が人生逆転するにはこれしかない、とも思いました。そこにはYUICHIという参加者のインタビューが書いてあったんですけど、スーツ姿の写真がとてもキラキラして見えたんですよね。元はめちゃくちゃヤンキーなのに、インターンに参加して、人生を180度変わたって。そしてちょうど1週間後に大阪で説明会が開かれるという事だったのですぐ応募して参加することになったんです。
で当日に大阪で講演をしてくれたのが、ヤンキーインターンのメンターの勝山さんでした。記事で読んだYUICHIさんと同じように、勝山さんも元不良だったけど、営業に出会って、日本一を取り、今こうして僕たちの前で講演をしている。胸が高鳴りました。自分と同じ年で、自分よりむちゃくちゃな過去を歩んできた人が、ビジネスで結果をだして、僕たちの前に立っている。その姿を見て参加を決意したんです。「変わってやる、俺も絶対」って。

参加をして変わったことはありますか?

人を頼れるようになったことですね!今までは悩み事とかがあっても相談はぜずに全部自分で片付けていたんですよね。参加して3ヶ月目でリーダーを任される事になってたんですけど、任命された時は、やるしかないやろ!、絶対やったる!て感じだったんですけど、実際やってみてすぐ挫折しちゃったんです(笑) まず初めてできた後輩に対して、自分は一生懸命に教えようとしているのに、全然伝わらないんですよね。相手のためを思って言ってるつもりなんですけど、自分の言った事をやってくれない。僕の上にIKEMOTOさんという先輩がいたんですけど、最初はIKEMOTOさんとも関係ができてなくて、後輩ともうまくいっていない状態でチームの中で自分が孤立して空回りしている感じでした。そんな状態が続いていて、もう研修に行きたくないとまで思うようになっていたある日、IKEMOTOさんが1時間くらい経っても来ない日があって、その時にプツンと切れちゃったんですよね。「もうこれ一人じゃ無理や」って。それでその日に初めてIKEMOTOさん含め、リーダー陣に相談しました。
その時に、「YOSUKEは下の子達に対して甘やかしすぎや」と言われたんです。1から10まで教えようとするから、自立心も育たないし、自分の時間も取れなくなってるって。そんな事しなくても、自分が前に立って、背中見せてたらそれ見てみんな付いてくるからって。そう言われて、何かから解放された気持ちになりましたね。僕の考えだと、リーダーはつきっきりで教えるものだと思ってたんですけど、こんな考え方もあるのか。相談したらこんなにみんな真剣に考えてくれるのかって。その日から周りのみんなを頼るようになって、 周りとの関係も、チームの成績も徐々に良くなっていって、人を頼ることの大切さ、相談することの大事さを知りました。

これからヤンキーインターンに参加しようと思っている人たちへのメッセージをお願いします

みんな言っていると思うけど、本当に今自分の人生に満足していないなら、すぐに参加するべきだと思います。僕も参加するときは不安がなかったといえば嘘になるけど、「別に無料なんやったら、失うものないか」って思ったんですよ(笑)。あかんかっても帰ったらいいしって。僕は先月インターンを卒業して今は若年層インフルエンサーマーケティングを行う株式会社VAZという会社で働いていいます。大学を辞めて地元にいたままだと、決して就職できるような所ではありませんでした。ていうか想像もしてませんでしたね。こんな風にインターンは、自分次第で本当に自分の可能性を広げれる場所です。参加したから変われるって訳じゃないけど、変わろうと本気で思っている人に対しては、みんな全力でサポートしてくれます。僕の話を聞いて、少しでも多くの人の後押しができたら嬉しいです。本日はありがとうございました!

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