卒業生
2017.8.18

〜先の見えない工場勤務から、わずか4ヶ月でVAZに就職した男〜挑戦者の素顔 UCCHI(21歳)

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こんにちは、鉄拳の近藤です!
「挑戦者の素顔」では、ヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。本日は、ヤンキーインターンのポーカーフェイス代表、UCCHIです。愛知県は名古屋で育ち、母、父、兄の4人家族で育った彼の過去から現在に至るまでの経緯を聞きました。


初めまして、UCCHIです。何を考えているかわからないとみんなに言われます。何も考えてないだろうとも言われています。(キラッ)
ですがこの記事を読んでいただければ、僕がインテリだという事をお分りいただけると思います。それではよろしくお願いします!

ヤンキーインターンに参加するまで

僕の地元は名古屋の周りが工場に囲まれている地域で、インターンに参加する前は三菱のエレベータの部品を作る工場で働いていました。

高校を選ぶときは、将来やりたい事もなく、お金を稼ぎたかったので卒業してすぐ就職できる工業高校を選びました。高校の就職を決める時期って、3年の夏ぐらいなんですね。で自分もその時期が来たんですけど、その時は「別に働くんだったらどこでも一緒だろ」って考えてたんです。だから就職先の候補のリストがあるんですけど 9割が工場の仕事だったのと、当時の先生も「みんなだいたい初めの会社は2,3年で辞める子が多いねー」と言っていた事もあったので、社名もどんな工場なのかもノールックで一番上に書いてある会社を選びました。本来人生を左右するであろう就職先の選択を【リストの一番上に乗っていたから】という理由で選んだんです。おや?冒頭で言われていた何も考えていない説が濃厚になってきましたね、、、

というわけで、卒業後は三菱の下請けの工場ではたらき始めました。入社当初は歳が近いおもしろい先輩がいたのと、仕事も順調に覚えていけたので割と楽しかったです。でも半年が過ぎた時にその先輩が辞めてしまい、仕事もある程度覚えて変化がなくなった事もあって一気に仕事に行く事が楽しくなくなっちゃったんですよね。
そこからは毎日変わらない日々でした。自分の成長もをじれず、向上心もなくただ給料のためにだけに死んだ魚の様な顔で、毎日毎日同じ作業を繰り返す大人たちを見て、「自分もこの先ずっとこの作業を繰り返し続けるのか」と考えすごく怖くなりました。それで一人で色々考えてみたけど、転職活動の方法もわからないし、部下も入ってきて教える立場になってきたので、もやもやした感情を抱きながらも変わらない毎日を続けていたんです。

ヤンキーインターンとの出会い

そんなある日Twitterでヤンキーインターンのアカウントを見つけて何気なくフォローしたんです。すると翌日DMが届きました。今思えばこれが運命のDMだったんですよねー。そこからチャットでやり取りをして、パンフレットを送ってもらったりしてインターンに関して色々説明してもらったのですが、正直何を言ってるのか全く理解できませんでした(笑)。だから電話してもらってそれでなんとか理解できて、興味を持ったと同時に、家賃も食費も支給、ビジネス研修も受けれておまけにその後は就職も紹介してくれるって、めっちゃ怪しいな!て思ったのでその時は話を聞いて終わりました。そこからまたちょくちょくやり取りをしていたら担当から「僕、地元が一緒で、近いうちに帰るからその時一度お会いしませんか?」と言われさすがに来ないだろと思っていたので「いいですよ」って軽い感じで返事をして一応日にちも決めました。そしたら本当に来ちゃって(笑)。その時来てくれたのが僕と同い年で採用担当をされているTAKETOSHIさんでした。話してみた時は衝撃でした。自分と同じ年の人間が、こんなにしっかり話ができて、東京でバリバリ働いているなんて。今でもいじられるのですが、その時の僕はまだ人見知りだったのと、工場勤務で人と喋ることが減っていた影響でいわゆるコミュ障、のような感じになっていたらしく本当にリアクションも薄く、発言もしなかったのでTAKETOSHIさんに「この子、大丈夫かな?」って思われてたみたいで(笑)自分でも振り返ってみれば、確かに当時の自分は本当に思考停止状態に陥っていたんだなと思います、、、
あっ、今はインテリですが。
そして面談を終えて、わざわざ会いにまで来てくれて信用できた事、そして同い年でバリバリ東京で働いているTAKETOSHIさんの姿をみて、自分も参加する事を決め、次の日には職場に電話して「仕事辞めます」って伝えました。

インターンの同期メンバー。左からYUKI、YUNOSUKE、UCCHI

ヤンキーインターンで変わったこと

本気で物事に取り組む素晴らしさを知った事ですね!研修が始まって1ヶ月くらい経って「なんかうまくいかないなー」って思ってた時に元インターン生で成績No.1を取って社員になったRYUHEIさんと研修をする機会があったんです。そこで色々相談させてもらって「あっ、俺って最初から全然成長してない」ってわかりました。それでRYUHEIさんにもめちゃくちゃ怒られて「お前はまずもっと知識詰め込まなあかん」って言われて近くのファミレスに連れて行かれて勉強させられたんです(笑)。それで「今日から毎日帰ってから勉強した事、俺に送ってこい」って。それまでは、正直なんとなくインターンにに取り組んでいたんですよね。だけど怒られてから、なぜ自分がここにいるのか、なぜインターンに参加したのかを考え直し、仕事に対する姿勢も考え方もガラッと変わりました。
RYUHEIさんのアドバイスを受けて研修に取り組んでいくと、みるみる内に成績が伸びていき、周りからの見方も変わり、嫌になりかけていた営業も楽しくなってきたんです。本気でやるからこそ、辛いけど成長して喜びを感じれるんだなとその時初めて知りました。
ダメダメだった僕に、本気で向き合ってくれたRYUHEIさんには本当に感謝しています。

卒業式のRYUHEIさんとの一枚

就職活動はどうだった?

インターンでは毎週著名人の方や、経営者の方に講演会を開いてもらっています。参加から4ヶ月くらい経ったタイミングで株式会社VAZの森社長が講演会を開いてくれたんですね。その時に、すっごく生き生きしながら、自分の会社の事を話している森社長の姿をみて、こんな人の元で働けたら楽しいだろなって思ったんです。そして後日面接希望者の募集があって、すぐに僕も立候補しました。僕の人生でまともな面接をした事なんて、就職の時ぐらい。その時も受ければ誰でも入れるような感じだったので、面接のスキルなんて全くもっていませんでした。だけど丁度その時期に、ヤンキーインターンの顧問をしてくださっている上田さんが面接対策の指導をしてくださり「企業が面接をする目的は君の事を知りたいから。だから見栄をはったり、嘘はつかずにありのままの自分を出したらいいよ」とアドバイスをいただいて、僕も単純なんで「僕のことを知りたいのか、じゃあ教えて上げればいいんだ」という風になって気持ちが楽になりました(笑)もちろん他にもいろんな対策や勉強はしましたよ(笑)でもその言葉のおかげで当日も緊張はまったくせずに、自分のことをストレートに伝える事ができ、逆に自分から質問も沢山質問する事ができました。そして、合格しました(笑)その時の感想は「本当に受かるんだ?!」って感じでしたね(笑)なんか実際に自分が受かるまでは、周りのインターン生が就職していってるのを見ても、自分が東京で就職できるイメージって全然なかったんですよね。もちろん目標にはしていたんですけど、どこか現実味が無いというか、、、だから合格した時はまずびっくりしました!相変わらずリアクションは薄めでしたが(笑)そして徐々に実感が湧いて来て、自分も成長できてたんだ、認められたんだ。って思って嬉しかったですね、、、

インタビューを終えて

これから参加する方へ
多分実際にインターンを経験してみないとわからないと思うんですけど、本当に自分が想像していた100倍ぐらい、人生が広がります。少なくとも僕は広がりました。参加するまではずっと生まれ育った地元で、同じ人たちと、変化の無い仕事をしてたのに。今では東京という新しいフィールドで、新しい仲間と、昔では考えもしなかった仕事をしています。まさに激変ですね(笑)僕でも変われるんだから、一歩踏み出す勇気があれば本当に誰でも変われると思います!自分の人生に迷っている方は、是非ヤンキーインターンに飛び込んできてほしいですね!それでは、ありがとうございました!

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