卒業生
2018.6.5

〜学校一の問題児が、挫折を乗り越え未来を切り開く〜|挑戦者の素顔 SHUNTA(21)

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「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、鉄拳の近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は営業を学ぶBusinessコースのJUNYA、宮城で育ち、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました

 

始めまして、同期の中で一人だけインタビューが遅れて、早く話したくてうずうずしていたSYUNTAです。喋りすぎちゃうかもしれないけど、温かい耳で聞いてくれたら嬉しいです。

 

不良に憧れた少年時代

僕は佐賀県の、団地が多く治安が悪い場所で生まれ育ちました。

 

小さい頃から短ランを着て単車で走り回るヤンキー見て、かっこいいなー、自分も注目されたいなって思ってました。

 

今の僕からは想像できないとおもうんですけど、小さい頃は極度の目立ちたがりやで、みんなに注目されたい、構って欲しいって思ってました。

 

その手段として悪さをするっていう、典型的な『中二病』でしたね笑

 

そして僕は中二病を小学生時代から発症した早熟型でした。

 

もともと問題児だったんですけど、ある日先生と口喧嘩になって、学校を脱走して勝手に家に帰ったことがあって。その時になんていうか、ルールを破る事、人と違う事してる自分に快感を覚えるようになったんです。

 

その時からどんどん悪さがエスカレートして、最終的には地元の新聞に掲載されるほどに成長しました笑。

 

その件が原因で教室に出入り禁止になって、それ以降はずっと校長室で授業受けてました。

 

中学に進んでからも、悪い仲間や先輩とつるんで、悪さばっかりしてました。

 

高校には進学する気はなかったから、中学卒業後は先輩の紹介でゴミの仕分けをする会社に入ったんですけど、これがまあつまらなくて笑。

 

周りの人たちは6,70代の人ばかりだし、「これ一生続けるんは絶対無理!」で、結果的に3ヶ月で辞めちゃいました。

 

その後はやっぱり中卒のままだと選択肢がすごい少ない事に気づいて、とりあえず高卒認定を取るために福岡の通信高校に入学しました。

 

高校生の間は、ちょくちょく日雇いの仕事をしながら、バイクで遊びまわってましたね。

 

変わろうとした時に気づいた『社会の厳しさ』

 

でもそんな遊びっぱなしだった僕も、将来について考えるようになりました。

 

でも、それまでなんの努力も積み重ねもしてない僕の将来は、考えても考えても「真っ暗闇」何にも見えませんでした。

 

通信高校に入学したけど、まともな仕事はなさそうだし、結局現場仕事しかないのかなって。

 

でもそんな人生は嫌だった、だからどうにかして変わろうとしました。

 

その時は周りに悪い仲間しかいなかったから、まずその関係をきっぱり断ち切りました。そして高校三年の時に自分で就活を始めたんです。

 

親父がスーツを着て営業をしていて、まともな仕事=営業と思っていたので、営業会社を志望して面接に挑戦しました

 

5.6社ほど面接を受けましたが結果は不合格。社会は厳しかった。

 

面接官からは「学歴もないし、今まで何もしてきてないよね、そんな甘くないよ」って。変わろうと思っても、社会はそれを許してはくれませんでした。

 

これからどうしよう、真面目に働きたいのに、受け入れてくれるところは無い、、、

 

そしてどうすることもできないまま2年がたったある日、youtubeで偶然ヤンキーインターンの事を知りました。「俺が変わるチャンスはここしかない、東京で人生変えてやる」そう思い参加する事を決めました。

インターンに参加してかわったことは

 

ネガティブだった自分から、ポジティブな自分に変われたことです。

参加した時は、小さい事で直ぐに落ち込んで、ため息ばっかりついてたんです。「やっぱり俺はダメなのか、、、」って。

自分のことが嫌いで、できない自分も嫌い。

でもHackerコースのメンターの三浦さんと関わるようになってから、そんなネガティブな自分から変わることができました。

三浦さんはすごく明るい人で、僕がマイナス発言をしていると「ネガティブな発言をしててもいいことないよ!ポジティブにいこうよ!できるできるって自分に言い聞かせていれば、いつかきっとできるようになる。悪いことを考えていれば悪いことが起こるし、いいことを考えていれば、いいことが起こる」

といつもポジティブになれる言葉をかけ続けてくれたんです。

三浦くんには、本当に感謝してます。

 

 

プログラミングを学んだ感想。

学歴は本当に関係ないんだな。というのを率直に感じました。

 

最初は正直、PCの使い方もアルファベットが羅列されたコードも意味不明すぎて「こんなの絶対無理だと思ってました」

 

今までプログラミングに触れたことがなかったから、できるイメージが全く湧かなかったです笑

 

でもできるようになるんですね。反復し続けて、家に帰ってもずっとやってました。それを続けていたら、それまで点と点だったものがある日一気に繋がるような感覚になって。

 

 

そこからは新しいことを学ぶスピードもどんどん早くなって、勉強するのが楽しくなりました。

 

これから参加する人へメッセージ


東京でヤンキーインターンに参加して、本当に自分は今まで狭い世界で生きてきたんだなーと思いました。

東京に出る前は、佐賀が世界の中心だと思ってたんですよ。だけど東京に出て来て佐賀にはない、人、情報、物を目にして、どんどん自分の世界が広がっていくのを感じました。

地元にいるときは、同じ街、同じパチンコ屋、同じ居酒屋に通って毎日同じことの繰り返しだったけど、東京では遊びも仕事も人も、圧倒的に多様性があって、毎日新しいことに触れ、毎日自分の成長を感じることができました。

ここにはチャレンジさせてくれて、変われる環境は用意してあります。だけど、生半可な気持ちで考えている人は、来ないほうがいいと思います。

厳しいかもしれないけど結局変わるのって本人次第なんですよ。

中途半端な気持ちで来ても、研修の意味もわからないと思うし、直ぐに地元に帰ってしまう事になると思います。

だったら時間も無駄じゃないですか。

だから、もし参加を考えてる人は、今までの甘えは捨てて、本気やりきる気持ちをもって来てください。本気でやれば、きっと僕のように変わることができます!

ヤンキーインターンは若者の挑戦を応援しています

ヤンキーインターンは、東京で半年間の生活をするインターンシップで、未経験の若者に基本的なビジネスマナーや実践的なビジネスなどを身につけるカリキュラムを用意することで、地元では得られなかった様な選択肢を得られるサービスです。インターン中の住まいを0円で提供し、食費や生活費などのサポートも行っており、安心して上京することが可能です。

「未経験だから不安…」、「はじめて地元から出る…」、「仕事やお金はどうしよう…」、など様々な不安があると思います。ヤンキーインターンでは、そんな不安や心配を解消する、無料のカウンセリングを実施しています。
無理な勧誘や面倒な電話は一切ありませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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