卒業生
2017.10.11

非行で潰えたサッカーの道、18歳の元ヤンキーが次に目指す道は?〜挑戦者の素顔〜HARUKI(18歳)

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「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、鉄拳の近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日はHARUKI、宮城で育ち、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました。

インターンに参加する前は

僕はサッカーが大好きで、5歳〜15歳の10年間サッカー中心の生活でした。将来はサッカー選手になるんだ!と大きな夢を抱いていましたが、15歳で道を踏み外し、中学校も行かず、毎日友達と遊び呆け悪さを繰り返していました。お母さんに迷惑をかけ、THE・ヤンキーみたいな生活をおくっていましたね。10年間習っていたサッカーもここで辞めるはめに。(めちゃめちゃ後悔してます)

そして中学3年生の頃、警察に捕まり、自分と向き合う事に。そして自分も高校に行きたい。そう思い勉強を始めましたが、そこで初めて自分の学力の現実を突きつけられ絶望しました。高校にはもちろん受からず、しかたなく仕事を始めます。仕事を始め2年が経ち17歳になり自分を見つめ直す機会が増え、将来の事を考え始めるようになります。当時は毎日が不安でした。しかし、不安に思っていても毎日が淡々とすぎていくだけ。とりあえず上京しようと考えはまとまったものの行動には移せず、このまま同じ生活を繰り返すんだろうなと諦めていました。でも、ここで友達からヤンキーインターンという存在を聞かされました。すぐ連絡してみて担当の人から説明を聞いた時、電撃が走りました。ビビッと。ビビビッと。参加したい意思を伝え、上京することに。

インターンに参加して変わったことは?

地元にいた頃は、相当な人見知りで、人と話す事がめちゃめちゃ苦手でした。けれどヤンキーインターンに参加して営業という仕事を経験し、お客様から感謝される事があったりと人と話す事が好きになれました。そして、本当にしょうもない事なんですけど字が綺麗になった事が自分の中で変化が大きいです。先ほども言った通り中学校からあまり学校に行ってなかったので、字を書く事がほぼ無かったんですよね。今では座学研修の企業様の講演会でメモを取ったりするので初めてメモ帳を1冊使いきりました。何回も言いますが本当に凄い嬉しいんですよね。伝わりますかね?この気持ち!

東京で感じた事

好奇心に満ち溢れている所です。僕の同年代の子が東京では自分の可能性と戦い続けています。地元では出会う事の出来なかった人の話を聞く事で新しい価値観を持つ事ができました。うまく伝えきれないですが只々、凄い魅力的な所です。

これからの目標は?

自分はまだ18歳なので若い時に沢山の経験をしたいと思っています。今は留学を視野に入れています。ただ単に海外に行きたいとはではなく、日本にはない文化に触れ合いたいと思っています。なんか今から本気で取り組めば、なんにでもなれると思います。サッカー選手もそうだし、歌手とかもありですね笑。本当にやるかやらないかだけ。もっともっと自分の可能性に挑戦し続けるので、皆さん応援お願いします!本当に応援お願いします!

これか参加する方へメッセージ

ヤンキーインターンは本当に楽しい環境です。楽しく沢山の事を経験できます。同年代の仲間で切磋琢磨できる環境はここにあり!って感じですね。学歴がなくても大企業に就職した先輩を見て自分の中の可能性を見出す事ができましたし、人間性も大きく成長できました。自分の人生に大きな「きっかけ」を与えてくれた環境です。ここで一生懸命コツコツ頑張れば、「中卒だから」「高卒だから」なんて言われる事はありません。ヤンキーインターンに参加したら、目の前に転がってるチャンスを探し出して下さい。そして、そのチャンスを必ず掴み取るという勢いで頑張って下さい!

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