卒業生
2017.9.28

絵に描いたようなクズ学生が、東京で見つけた新しい道〜挑戦者の素顔〜MASATO(21)

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「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、鉄拳の近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は、MASATOです。岐阜で祖母と父の3人で育ち、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました。

インターンに参加する前は

僕は昔からクレイジーボーイでした。得意技はくだらないギャグで周りをシラケさせる事。
そして僕にはあだ名が色々あります。小学校の頃当時流行っていたおしりかじり虫の歌を歌っていたことが原因で『おしかじ』と名付けられていました。中学校でも「おしかじ」と言われていて、いつの間にか僕も一人称が「おしかじ」になってしまいました。両親も僕のことを「おしかじ」と呼ぶように。

「おしかじ」

高校では、なぜかわからないが「ジョン万次郎」と言われていました

「ジョン万次郎」

専門学校では性格がファンキーという事で、あだ名も「ファンキー」でした。時代によって様々なあだ名を付けられてきました。そんな僕の学生の頃の生活は、ファンキーらしく学校にはいかず、主に【学生の墓場】として有名なカラオケやパチンコに入り浸り、自分と同じような学生を見つけては「こいつらクズだな」と特大ブーメランを投げる日々。夜は「どれだけ手を抜いて働けるか」を求めアルバイトに勤しみ、深夜には友達と朝まで遊ぶ。そしてそのままパチンコ屋の朝イチの抽選に。パチンカスの朝は早い。
とにかく、やることもやらずに遊びまくって遊びまくって毎日が過ぎていきました。
たまに学校に行った時には、女の子のおしりを触って、授業中はお絵かきしたり、寝たり、女の子のおしりを触ったりしていました。もしかしたらおしり触り虫と呼ばれていたかもしれません。

お尻触り虫

せっかくお金まで払って学校に通ってるのに、お尻を触っていては意味がないなと思い、何度も辞めようと思いました。でも、楽しかったのは変わりないので最後まで学校に通い、なんとか卒業しました。しかし、おしりしか触ってきていない僕に、就職先などあるはずもなく、卒業後も適当にバイトして、無気力な毎日を過ごしていた時、ハッシャダイの人事であって、僕の友達でもある杉山から「地元でぶらぶらしてるなら東京に来たら」とお誘いがありました。話を聞くと半年間のインターンで家賃無料、交通費、食費支援で職業体験できて就職のサポートもしてくれるという。
はじめ聞いた時は断りました。信じられなかったからです。でも、今のままでは皆に「学生のころお尻を触りまくっていたジョン万次郎」と思われたまま死ぬことになる。それだけは何としても避けなければと思い、元から東京に行きたいという気持ちはあったで。お尻触り虫である自分を捨て、東京に上京したのです。

インターンに参加して変わったことは?

環境と関わる人が180度変わりました。参加しているインターンは皆んな成長意欲がある人たちばかり。僕の学生時代には気づけなかった価値観や、仕事に対する考え方、物事に対する考え方を新しい仲間から学びました。今までは、仕事は仕方なくやるもの、楽しくないものと考えていましたが。東京にきて考え方がガラッと変わりました。今は仕事を通じて成長できる喜びであったり、目標に向かって努力し、それを達成する気持ち良さを知る事ができました。

東京で感じた事

東京はキラキラしています。だれしも一度は東京に憧れを持つと思います。地元にいる時は東京でスーツ着て渋谷のスクランブル交差点を横断して、仕事が終われば新宿の歌舞伎町で呑みあかし、休日は六本木でショッピング。という都会っ子の1日を夢見ていました。でもそれが今現実になっています。僕は地元の岐阜が大好きだけど、東京も大好きです。

これからの目標は?

僕は、将来サプライズ会社を設立したいです。カップルさんや新婚さんのお祝い事などを企画し全力で喜ばせる。人をわくわくさせる仕事がしたい。
ただ嫌々働くのは絶対に嫌です。仕事を通じて自分も幸せになり、周りも幸せにしたいと思ってます。これは僕が学生時代、お尻を触ってきた中で得た考えです。
そのために、今は苦手なパソコンが使いこなせるようになる事。サプライズ会社とはどのように成り立っているのか。設立には何が必要なのか。
社会の仕組みなど、会社経営の仕方など、自分目的のために必要なことを学んでいきます。

これから参加する方へメッセージ

僕もはじめは不安ばかりでした。すべて一からスタート。右も左もわからない。でも、今こうしてなんとか東京で生活する事ができています。僕が東京に出て来て感じたことは「なんとかなるもんだな」です。なんとかなるんです。ならずっと変わらない毎日を過ごすより、ちょっと勇気を出して新しい場所、新しい事に挑戦した方が人生おもしろいですよ!

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