「挑戦者の素顔」では、広報の米村がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。
中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、米村だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は、ヤンキーインターン1の元ヤンMUTSUMIです。
卒業インタビュー動画
群馬県で育ち、父、母、兄、妹の5人家族で育った彼が、ヤンキーだった過去から現在に至るまでとその経緯を聞きました。
初めまして。MUTSUMIって言います。
みんなからはむっちゃんって呼ばれています(笑)。
見た目はよく、24歳くらいに見られることが多いんですけど、実は18歳なんです。
ちなみに身長は182cmです。大きいでしょ?
今回インタビューということで、ようやく俺の番が来たか・・・という気持ちです。
気が向いたら全部見ていってください。いえ、絶対最後までみてください‼︎
この写真を見てもらってわかるように、昔からかなりのヤンキーでした(笑)。
小学生の頃にコンビニで万引きして親父に怒られてボコボコにされて、そのせいでグレて中学生からは気づいたらヤンキーと一緒にいました。そこからはズルズルと悪い道に走っていってしまいましたね。
16歳の時の将来の夢がバイクの整備士になることで、工業高校に入学しましたが途中で勉強に追いつかなく中退してしまいました。
その頃親父は万引きした時からカンカンに怒っていて、進路相談するときも高校を辞める時も全然話しも聞いてくれませんでした。
なのでそこからめっちゃおばあちゃんっ子ですね。何かあったらおばあちゃんに相談するようになっていました。
おばあちゃんはこんな僕でもいつでも優しくしてくれて、どんな時も笑顔でいてくれて。日本中どんなおばあちゃんと比べても俺思いで、優しいおばあちゃんだと思います。
なので高校辞めるって言った時も何も反対もされなかったし、笑顔でそのままご飯作ってくれました(笑)。
高校を辞めてからは色々なアルバイトをしていたんですがどれも全然長続きしませんでした。基本的にどれも1日でクビになっちゃいましたね(笑)。
コンビニで働いていた時なんて、バイトの休憩の時に事務所の裏でコンビニの店頭で売っている商品を食べているのを店長に見られて一発でクビになっちゃいました(笑)。
そのあとは引き続きひたすら遊んでいましたね。遊びながら適当に働いていました。本当に何をするにも長続きなんてしたもんじゃなかったですね。俺は何をやっても上手くいかない、ダメ人間って思っていました。
俺がヤンキーインターンに入った理由は、皆みたいに格好良いものじゃないんです。
他の人のインタビューを見てくれたらわかると思うんですけど、みんなすごく格好いい理由で来ているじゃないですか。自分を変えたいとか、自分の将来の選択肢を広げたいから、とか。
でも僕は全然違くて、先にインターンに参加してた友達のSHIMOZONO(通称ZONO)に紹介されてヤンキーインターンは家賃もかからないし東京にオフィスあるし交通費毎日でるし最高!行こう!みたいな感じでした。
やっぱり東京って皆んなの憧れじゃないですか。それでなんとなく東京に行くって決断しましたね。
いざ東京に来て、ヤンキーインターンの参加者と会ってみた第一印象は「え、意外とヤンキー少なくね?」でした(笑)。
“ヤンキー”インターンだから、ゴリゴリのヤンキーしかいないと思っていたけれども実際はそんなことなくてオタクっぽい人や色々な人がいました。皆んな共通してとてもいい人だったのですぐに周りの環境に馴染めました。もともとの友達のZONOもいたし。安心感は半端じゃなかったですね。
そして、今まで年配の方がいる所でしか働いてこなかったのでヤンキーインターンには同世代の人しかいないっていうのも新鮮で、とにかく楽しい日々でしたね。
東京はとにかく楽しいですよ。毎日エンジョイしています。
地元が群馬のど田舎なので、遊ぶ場所が何もどこにもないんですよね。田んぼとか、川しかないんです。
だから、東京は終電があるまでどこでも遊べるっていうのが最大の東京の魅力だと思います。新宿とか、何回来ても飽きないですもん(笑)。
あとは有名人に、本当に普通に会えちゃいます!。やばくないですか!?。
とにかく一緒にいて楽しい友達とも毎日いれて、有名人にも会えて、楽しく遊べる所もあって。東京、最高です。
最初はなんとなく、友達に誘われたから東京に来てヤンキーインターンに参加したけれども、今はきちんとした夢と目標があります。お世話になったおばあちゃんに恩返しすることです。
今まで、散々迷惑かけて来たので、ヤンキーインターンで頑張って成長して、久々に地元に帰った時におばあちゃんに「成長したね」って言われるようになりヤンキーインターンを卒業したら、きちんとした企業に就職して、俺がおばあちゃんのこと支えて、美味しいものいっぱい食べさせてあげたいんです!そのために毎日頑張っています。
今までは、社会の常識を何も知らなかったので少しでも社会に慣れるように毎日ひたすら勉強しています。今までは正直、ニュースとかも見たこともなかったし、本も読んだこともなかったので勉強していて、きついって感じたことは何度もあります。でも、仲の良いインターン生のMIZUKIくんが研修の時に本を読む大切さや社会の常識をたくさん教えてくれたので自分自身でモチベーションをあげて継続して続けることができています。
少しずつの成長かもしれませんが、今まで何も続かなかった俺がここまで変われたのは、この素晴らしい環境と周りの仲間が素敵だからですね。こんな俺でも、少しずつ成長できてきました。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
努力の積み重ねで、ヤンキーでも、社会に出て認められるようになる。俺のインタビュー記事を見て少しでもこういう風に感じていただけれたらすごく嬉しいです。
これを読んでくれている俺の過去と同じようなヤンキーの皆さん、
「僕はどうせなにもできない」とか、そういうのは何もやっていないのに言わないでください!
すごくわかるんですけどね。俺もそうだったので。でもそれは、俺も同じで、なにもやってこなかった人の言い訳でしかないと思います。なので俺と一緒に何かに挑戦したり、何か目標に向かって頑張ってみませんか?
ここに来る時も、不安な気持ちが多いと思いますが、みんなが助けてくれるから大丈夫ですよ。
一緒に頑張りましょう!