ハッシャダイではヤンキーインターン参加者のために、これまでの人生では決して出会うことの無かったような各分野で挑戦する外部講師を招待し、様々な観点から成長に繋がるような講演会を定期的に行なっています。
本日は、リクルートグループを経てリンクアンドモチベーションに入社し10年以上企業の採用活動のコンサルティングを行って来られた染谷剛史氏にお越しいただきました。
講演内容の一部をご紹介いたします。
・”営業”の意味を考える
・意味づけによって変化する
・採用コンサルティングの現場で得た仕事観
etc…
研修内でフィールドセールスを経験するインターン参加者に対して染谷氏は「さて、営業とは一体何でしょうか。みなさんなりの営業とは?を教えてください。」と参加者に問いかけました。
参加者が持つそれぞれの営業に対する意味づけを整理し、お客様の前に立つ前に染谷氏ご自身がどのようなスタンスで望んでいるのかをお話しいただきました。
「”営業”という意味を国語辞典で調べるとたくさんの言葉上の意味が出てきます。しかし、今回みなさんの口から出た、皆さんなりの意味の方が私は本質に近いと考えます。国語辞典に載っている意味が間違いというわけではなく、現場から得て感じた意味こそよりその人にとって本質に近くなると考えます。」
かつて、染谷氏が採用コンサルティングの現場の営業だった際には、非常に厳しい条件でお客様の元に向かわなければなりませんでした。しかし、そんな時染谷氏は確固たる想いをもち臨むことによって、厳しい環境下条件下の中全社で一位の成績を獲得したのです。
「もし私が営業活動を行う上で私個人が契約が取れた取れなかった、ちくしょう!とかっていう気持ちを持っていたのではきっとお客様から契約はいただけなかったでしょう。私は自分の後ろにはお客様の元に就職をしたい何千人、何万人がいるということを常に考えながら、どうしたら理解していただけるか、今日何をお客様に提供できるかにこだわっていました。」
社会人にとっての準備の大切さ、また心の持ち方によって相手に提供ができること、自分が得られることは何倍も変わってくることに参加者は気付かされました。
染谷氏ご自身もこれまで自分の意志を貫き、あらゆる苦難を乗り越ながら自分の人生を選択して来られました。
今、人生を選択する第一歩目を踏み出そうとする彼らにとって、染谷氏の実体験に基づくお話は胸に響きお話の内容を聞き逃さないように必死にメモを取る姿が印象的でした。
本日はありがとうございました!
本日の招待講師:染谷 剛史氏
株式会社リンクアンドモチベーション 執行役員
1976年茨城県生まれ。1998年リクルートグループ入社、2001年株式会社デジットブレーン入社。2003年リンクアンドモチベーション入社後、エントリーマネジメント(採用戦略)カンパニーへ配属され、2005年社会人基礎力検査「BRIDGE」サービスの立上げへ参画。2010年エントリーマネジメントカンパニー営業開発部長へ就任。2013年エントリーマネジメントカンパニー執行役カンパニー長へ就任。2014年ウェルネス経営推進マネジャーへ就任し、モチベーション・ウェルネスの側面から、組織人事コンサルティングに従事。