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2018.7.26

『大企業の看板、綺麗なオフィスビル、そんなものよりもっと大事なものがある』平山 里桜/株式会社ユニポテンシャル – ヤンキーインターン講演会

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『大企業の看板、綺麗なオフィスビル、そんなものよりもっと大事なものがある』平山 里桜(株式会社ユニポテンシャル) – ヤンキーインターン講演会

ハッシャダイではヤンキーインターン参加者のために、これまでの人生では決して出会うことの無かったような各分野で挑戦する外部講師を招待し、様々な観点から成長に繋がるような講演会を定期的に行なっています。

今回は株式会社ユニポテンシャルの平山 里桜さんに講演会を開催していただきました!

今年で社会人4年目となる平山さん。新卒で入社した企業で、理想とのギャップを感じ転職を経験。会社選びにおいて、本当に大事なものは何か。これから社会に出て行く生徒たちに自分の経験を伝え、少しでもこれからの選択に活かして欲しいという事で、本日講演会を行っていただくことになりました。

何者かになりたかった大学時代

入学当初は講義はほどほどに、バイトをして働いたお金は遊びにつぎ込む。ありきたりな大学生でした。でもそんな生活をしばらく続けていく内に「こんな事してたらお金も時間もいくらあっても足りない」「4年生になってもなにも変わらない」残りの3年間を無駄にしてしまうんじゃないかって不安に思うようになりました。

その不安を払拭するために、行動を始めたのが大学2年になった頃。

新しい自分になるには、環境を変えてしまうのが一番早い。そう思い留学に挑戦する事に。

フィリピンでの短期留学を終えたあと、休学届けを出してオーストラリアのワーキングホリデー、バックパッカーを経験しました。

約1年の海外生活を通して私が気づいたのは

日本の素晴らしさでした。

安くて美味しい料理、世界有数の治安の良さ、歴史ある建造物の数々。

そんな日本の魅力を改めて知った事で、日本を代表する企業で働きたいと思うようになったんです。

そして海外生活を終えて日本に帰国し、いわゆる大企業を目標にして就職活動を始めました。

色々な企業のインターンに参加したり、面接を受けた結果パナソニックに内定を頂くことができ、自分が目標としていた大手企業に晴れて入社する事が決まりました。

 

理想と違った大企業での仕事

でも、働き出してすぐ、理想と現実のギャップに直面しました。

商材を商社や工務店へ卸すのがメインの業務で、他にも真夏のめちゃくちゃ暑い中、倉庫に商品を展示して販売もしていました。

肉体労働の仕事に近い感じで。

年末年始なんかは、取引先の方々の前で法被を着て、ハチマキを巻いて三三七拍子を踊ったり笑

時間が経つにつれて、これって自分の求めてた姿だったんだっけ?とすごく考えるようになりました。


 

私のなりたいかっこいい大人ってなんだったっけ?

そう自問自答を繰り返してみたら、「会社のブランドに頼らず、本質的なスキルをもって自立している人」だと思ったんです。

具体的には30歳までに年収1000万稼げる力をつける。

“パナソニックの平山”じゃなくて
“平山のいるパナソニック”って呼ばれたいなって

でも、どれくらいで達成できるだろ?って考えた時、ざっと計算しても100年ぐらいはかかっちゃって笑

大企業ってめちゃくちゃ沢山の人がいるし、一人一人の存在って埋もれちゃうし、出世するのにも時間がかかるんですよね。

ここにいてダメなら、別の会社にいくしかない。

それで去年の8月から転職活動をして、今働いているユニポテンシャルに入社しました。

第二新卒に特化した人材紹介の会社で、正社員としては私で3人目でした。

正社員25万人の会社から3人の会社。すごい差ですよね笑

25万人の1人だったら、成長速度がゆっくりでも問題ないんですよね。だけど3人に1人だとそうはいかない。無理矢理でも自分が成長しないと、会社が潰れちゃうから笑

転職する前より、プレッシャーや責任はすごく増えたけど、そんな環境で今は毎日生き生きしながら働く事ができています。

 

私が本当に欲しかったのは、大企業の看板や、綺麗なオフィスなんかじゃなかったんです。

 

かっこいい社会人ってなんだろう?

じゃあ今からみんなの思う「かっこいい社会人像」を話しあって出して欲しいです!

生徒:はい!

生徒:有言実行ができる人!

生徒:名前だけで「この人の話聞いてみたい!って思える人」

生徒:ガラス張りの会社で働いている人!

 

 

ありがとう!みんなのかっこいい人物像、よくわかりました。

ガラス張りの会社がかっこいい!って意見もあったけど、その見た目だけで決めちゃうと危ないかも!

私の働いていた会社や、その周りの会社もすっごいガラス張りなのよね笑

確かにそこに「出社してる自分」はなんとなくかっこよく感じるかもしれないけど。
実際に中で働いている人がかっこいいかは全然別なんだよ。疲れた顔して、ヨレヨレのスーツを着て働いてたり。

見かけも大事だけど、やっぱり大事なのは

自分のやりたい仕事ができるか、望むスピードで成長できるか?

そういう本質的な部分を考えて決めて欲しい!

 

 

30歳の時、どんな自分になっていたい?

 

生徒達

僕は大切な人に目一杯時間を使える人になりたい。30歳まではバリバリいて、そのあとは親や彼女、大切な人と時間を過ごしたい!

クリエイティブなものを作って人を喜ばしたい!

結婚してたい。人に恋をしてみたい!
学歴社会を変えたい、学歴社会を変えた人と呼ばれるようになりたい!
子供に何が良くて何が悪いのかを教えられる、立派な人間になりたい!

 

平山:みんなすごいね!誰かに恩返ししたいとか、子供にかっこいい姿を見せたいとか、すごい利他的な思いを持ってる人ばっかりで!

私がみんなと同じ年の時なんか、全くそんな考え方できてなかった!笑

今日この質問をしたのは

もし私がみんなと同じくらいの年から、具体的になりたい自分を想像できていたら、もっと意味のある時間を過ごせたんじゃないかなって思ったから!

でもこの質問に答えはないと思う!

みんなが目指してるChoose your lifeの通り、自分で選べばそれでいいと思います。

 

 

ここにいるみんなは自分で変わりたいと思ったり、ここに来ればなにか変わるんじゃないかと思ってヤンキーインターン に参加してるんだよね?

生徒:はい!

だよね!その時点で、みんなはもうその他大勢より一歩踏み出してると私は思います!

だって地元にいるままでも、生きていけるよね?バイトでもフリーターでも、全然生きていけるわけじゃん。私も大阪にいたままでも生きていけたわけだから。その中で自ら東京に出てきたみんなは、もうすでにchoose your lifeを体現してると思うし、それはもっと誇りに持って欲しいと思います。

今日みんなの話を聞いて、すごく感動してました!笑

これから社会へ出て行くみんなへメッセージ。

最後に私からみんなへ。

これからみんなは就職先を自分で選ぶと思います。

その時は、大手がいい!とか、ビルがかっこいい!っていう外見じゃなくて

どういう職業、仕事につけば自分が幸せになれるかを考えてください。

以前の私は、会社の看板の大きさで決めて失敗しました。

どんな仕事も大変だし辛いこともあります。その辛い時に頑張れる場所を、みんなには見つけて欲しい。

大手企業じゃないと学べない、身につかないことなんか絶対ないって、私は思います。

自分がしっかり成長できる企業を選んで就職して、みんなが話してくれたかっこいい30歳になれるように頑張ってください。

 

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平山里桜 (ひらやま りお)

大阪出身。新卒パナソニック株式会社に入社。女性初の総合職として日本一の売上営業所に配属。

株式会社ユニポテンシャルに転職相談に伺ったハズが、3人目の社員として入社。(ユニポ最年少メンバー!今のところは笑)

現在は、楽しく働くオトナを増やす!を目指し突進中!

8月から、世界一オシャレなオフィスになるので
ぜひ遊びに来てください!

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