卒業生
2017.12.18

「若いだけで価値がある」上京することを決めたのは、この言葉を聞いたから。 〜挑戦者の素顔〜REIJI(18歳)

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「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、鉄拳の近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日はREIJI、和歌山で母、妹と育ち、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました

インターンに参加する前は

僕の家は母子家庭です。父親は幼い頃に離婚して家を出て行き、母と妹の3人で育ちました。母親は自分が勉強してこなかった事で苦労してきた経験から、昔から僕に勉強しろと勉強しろと口うるさく言って来ました。僕の地元には近くに中学が2つあって、真面目な中学と、ガラが悪い中学の2つがありました。家の位置的に僕はガラの悪い方の中学に入学したのですが、入学式の雰囲気を見て、やっぱり僕に悪影響が出る、と思った母親の手で、入学式の3日後に隣の真面目な中学に転向する事に。まだ幼かったので、特に気にすることもなくその学校に通ってました。野球部に入って、2年生からレギュラーだったんですけど、顧問が体罰バリバリの人間で、3年の先輩が引退するタイミングで自分も辞めようと思ってました。でも3年の最後の試合が終わった後に、顧問に「次のキャプテン、お前でいくから」って言われちゃって。しかたなく続けていたんですけど、しばらくしてその顧問の体罰が問題になって別の学校に飛んでいきました笑。だから別の顧問に変わったんですけど、部活をさぼるようになって、その時から隣の中学校の友達と遊ぶようになり徐々にグレていきました。そして中学生活の終わりがけに、勉強を押し付けてくる母親へのストレスが爆発して大喧嘩。もう一緒に生活する事はできひんと思って、家を出てそこからは祖母の家で暮らす事に。

高校を退学後、芸能事務所に合格するも、、、

高校へはなんとか進学できました。でも学校もサボって友達とバイク、喧嘩とか悪さばっかりして、謹慎が積み重なって、あっという間に退学させられました。辞めた後とうしよかなって仕事探してる時に、たまたま芸能事務所の募集が目にとまりました。目立ちたがりで自分に自信もあったし「俺やったらいけるんちゃうん」的な軽い感じで応募したらトントン拍子に合格。最初の方は浮かれて、周りに自慢とかもしてたんですけど、しばらくしてすぐサボりだすようになって、レッスンにも全然顔出さへんようになりました。簡単に合格した事が、逆に軽く考える原因になっちゃったんですよね。その時はほんまに全てが中途半端で、何もかもから逃げ続けてました。でも友達には恥ずかしいから「ちゃんと通ってるで、いい感じ」って嘘までつく始末。そんな時に仲のいい友達に”子供”ができたんです。それを聞いた時に「はっ」て思ったんです。もし自分に子供ができた時、フリーターのままやったらどうするんやろ、って。その不安から逃げるように、その時から以前にもまして遊び呆け、逃げてる自分にイライラして、いっつもピリピリしてました。ある日Twitterを見てると、地元の知り合いでヤンキーインターンに参加していたRARAのツイートが流れてきました。見てみると、地元にいた時と全然変わって「自分も東京に出たら何か変わるんかなー」と思い、連絡してヤンキーインターンの担当の人を紹介してもらう事に。電話で説明してくれるという事だったけど、僕は自分で見て、触れて確かめてみたかったから、東京までオフィス見学に行ったんです。で担当の人と、あんまり自分と年齢も変わらないですけど、喋ってみたら、今までに自分が知らなかった考え方を持ってて、その人が「若いだけで、すごい価値があるんだよ」と言ってくれたんです。その言葉を聞いて「自分も変われるかもしれない」と思ったから、上京する事を決意しました。

インターンに参加してからは

参加して最初一週間ぐらいはきつかったです。でもここでまた逃げたら、東京行きを応援してくれた友達にも顔向けできないから、辞めようとは思いませんでした。やるからには絶対誰にも負けたくない。、成長するためにはなんでもしました。誰よりも練習して、誰よりも努力したと思います。頑張ってるとこ見せるんは好きじゃないんでこっそりですけど笑。そのおかげで、初月からずっと、同期のメンバーの中では一番。でも先輩にはもっとすごい人がいる。僕は年齢なんか関係なく、全員の中で一位になりたいと思ってます。
仕事に関する考え方もすごく変わって、バイトをしていた時は、新しい仕事覚えても、やる事増えるだけやし覚えんとこって考えやったけど、今はできない事、知らない事はどんどん新しく覚えて、もっと成長したいと思うようになりました。

これからの目標は

内面も外見もかっこいい大人になる事です。僕ファッションが好きで、お洒落には昔からめっちゃ気使ってたんです。でも高校を辞めて、芸能事務所も適当にやってた時にふと自分を振り返ってみたら「全然俺かっこよくないやん」って思ったんです。見てくれはしっかりしてるけど、中身は何も無かった。かっこいいって何なんやろって思ってたけど、東京にきてそれを知りました。東京で先輩や、講演会をしてくださる経営者の方々が、しっかり自分の軸を持って、自信満々に話をする姿をみて、「本当にかっこいい人って、こういう人たちなんだな」と思ったんです。だから僕も将来は、外見だけじゃなく、内面も兼ね備えた本当にかっこいい大人になりたいと思っています。

これから参加してくる人へメッセージ

「若いだけで価値がある」ぼくはこの言葉で人生が変わりました。大げさと思うかもしれませんが。その言葉を聞くまでは、自分に価値があるとか、可能性があるなんて一切思ってませんでした。俺に残された道は現場仕事ぐらいしかないって本気で思ってた。でも東京に出て来て、世の中には自分の想像よりはるかに多くの仕事があって、自分がやりたい事はなんでもできるんだ!ということを知れたんです。だから昔の僕みたいに、自分で自分の可能性を潰してしまってる人がいたら、インターンに参加して、一人でも自分の可能性に気づいてくれたらと思います。東京で僕と一緒に頑張りましょう!

ヤンキーインターンは若者の挑戦を応援しています

ヤンキーインターンは、東京で半年間の生活をするインターンシップで、未経験の若者に基本的なビジネスマナーや実践的なビジネスなどを身につけるカリキュラムを用意することで、地元では得られなかった様な選択肢を得られるサービスです。インターン中の住まいを0円で提供し、食費や生活費などのサポートも行っており、安心して上京することが可能です。

「未経験だから不安…」、「はじめて地元から出る…」、「仕事やお金はどうしよう…」、など様々な不安があると思います。ヤンキーインターンでは、そんな不安や心配を解消する、無料のカウンセリングを実施しています。
無理な勧誘や面倒な電話は一切ありませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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