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2017.7.6

「元リクルート人事部ゼネラルマネージャーが語る、面接の極意とは?!」 曽和利光/株式会社人材研究所 – ヤンキーインターン講演会

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ハッシャダイではヤンキーインターン参加者のために、これまでの人生では決して出会うことの無かったような各分野で挑戦する外部講師を招待し、様々な観点から成長に繋がるような講演会を定期的に行なっています。

本日は、株式会社人材研究所 代表取締役 曽和利光氏にお越しいただきました。

株式会社人材研究所は、1.人が自分の可能性とその伸ばし方を知るための支援 2.組織が人の可能性を最大化する場になるための支援 3.人や組織が適切に出会うための社会的コストの低減。上記の三つをミッションに掲げ人と組織が持つ可能性を最大化することで、社会の最大幸福を実現することを目指す採用コンサルティング事業を行なっている企業です。

本日講演いただいたのは人材研究所代表取締役の曽和氏。京都大学で心理学を学び、リクルートで人事ゼネラルマネージャー努めた後、保険業界、不動産業界でも一貫して人事を担当。企業の人事部へ採用指南をし、今までに2万人を超える就職希望者との面接を行なってこられた曽和氏から、今後様々な企業との面接が控えているインターン生に、面談の極意を教えていただきました。

面接官が本当に見ているポイントとは?

研修生は新人研修の際にメラビアンの法則という、人の印象は話している内容ではなく9割が容姿や声のトーン、大きさで決まるという法則を勉強します。なので面接の際も同じようにそれが大事じゃないか?と考えていました。しかし驚いた事に、面接官は第一印象に惑わされないような特別な訓練を積んでいるので見かけでは通用しないとのことでした!

じゃあ実際にはどこを見ているのかというと、論理的な思考で道筋を立てて話せているか、良く見せようと取り繕っていないか?といった所だそうです。
良くある間違えとして、目立つ事と、良く見せようとする事を混同してしまうと言う事。目立つ人間はポリシーを持って行動、発言をするので話の筋道が通っているので自然と目立つ。逆に良く見せようと、自分を偽れば偽るほど軸がどんどんブレていき。なのでありのままのすの自分をアピールし、自分の弱みを話す事も必要と言う事です。もしありのままの自分にアピールできる強みが無いと思うのなら、それを作るために勉強、行動し、強みをつければいいと。

その他にも、知るは愛に通ずる、と言うように志望する企業について徹底的に調べる事の目的や重要性。日本人は緊張遺伝子というものを生まれつき持っており、面接を受ける側だけでなく面接を行う面接官も緊張しているという、長く人事に携わってきた曽和氏だからこそ知っている知識なども教えていただきました。

普段は講演会形式でお話ししていただく事が多いのですが、本日はディスカッション形式を取っていただき、インターン生が発言する機会を沢山設けていただきました。発言する事により、普段の講演会では見えてこない自分の語彙力や表現力の未熟さも知る事ができ、非常に学びの多いディスカッションとなりました。

曽和利光様、本日はありがとうございました!

曽和 利光氏
株式会社人材研究所代表取締役社長。
京都大学で学んだ心理学とリクルート人事部GMとして培った営業スキル・2万人の面接経験を融合しワンランク上の人材を採用する独自手法「プラチナ採用」を確立。
リクルート、ライフネット生命、オープンハウスで一貫として人事畑を進み、株式会社人材研究所設立。
採用後ろ倒し対策のコンサルティング、面接官・リクルータートレーニング、イベント選考アウトソーシングなど採用を全て一気通貫で行う。

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