トラベルインターンを提供するハッシャダイリゾート、北星学園余市高等学校の学生に長期休暇中の遊学体験を提供。移動教育により価値観の広がりを狙う。

非大卒の若年層向けにトラベルインターン事業を行う株式会社ハッシャダイファクトリー(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：橋本 茂人)は、中退や不登校の子どもを全国から長年にわたって受け入れてきた北星学園余市高等学校（北海道余市町）と共に、遊学体験を通して新しいキャリア教育の創造を目的とした提携を行います。長期休暇期間を活用し、ハッシャダイリゾートが提携する全国のリゾートや観光地、伝統産業の生産地などで就業を行う「遊学体験(よその土地や国に行って学問すること)」により、価値観の広がりや自己理解、社会理解などを促進させることが狙い。
現在、トラベルインターンの就業先となる施設や求人の拡大を全国に広げている。

若者の移動を促す、日本の観光資源や伝統産業を活用した「トラベルインターン」

ハッシャダイリゾートの参加者の投稿。Instagram「#ハッシャダイリゾート」で検索できる

毎月数千件ある登録者もほとんどが20代以下となっている。

ハッシャダイリゾートで提供する「トラベルインターン」は、これまでリゾートバイトの就業先として認知されてきた観光産業の就業先を活用し、若者がハードル低く人生ではじめての旅行や移住といった移動体験を行えるサービスです。また、次代の担い手となる若者への技術継承を行いたい地方の伝統産業などが就業先にあり、若者にとって日本の文化や技術に触れつつ社会経験を積むこともできます。
今後は、就業者としてだけてはなく利用者としても若者を誘致したい地方行政などとタッグを組み、日本全国の都市を若者の学びの場とすることで、移動が若者の成長のきっかけとなるような新しい教育の形を目指しています。

北星学園余市高等学校の取り組み

1965年創立。卒業後に教師として戻り「ヤンキー先生」で知られる義家弘介・前文部科学副大臣の母校。不登校や高校中退生など様々な事情を持つ子ども達の受け入れを行なわれています。その教育方針が次第に注目され、テレビや新聞でも取り上げられています。通信制高校の増加、少子高齢化などの背景により生徒数の減少がありましたが、今年４月も東京都内や大阪府内で追加の入学相談会を開くなどし全国から不登校や問題を抱える生徒らの受け皿となるよう取り組みを続けられています。

北星学園余市高等学校の想い

選択をするにはサンプルが必要。卒業後の進路を検討するにあたって、生徒には在学中に多様な経験をしてほしいと思っています。多様な生徒が来ているからなおのこと、大学進学あるいは手に職をつけて就職するというだけの方向性では物足りなさを感じていました。人は出会った人や遭遇した経験を組合わせ、トレースするように人生選択をしています。ハッシャダイリゾートさんの提供する「トラベルインターン」は出会いや経験を豊かにする求めていた形の一つ。生徒たちには卒業前に移動体験を通じて世界が広いこと、多様な生き方があり世界があるということを体験してほしいと思います。​

北星学園余市高等学校 田中 亨教諭

トラベルインターンにご協力いただける就業先の方へ

ハッシャダイリゾートはトラベルインターンの受け入れ先として、全国の就業先を業種業態問わず募集しています。ご協力いただける企業様は下記よりご連絡くださいませ。
お問い合わせチャットフォーム：https://lampchat.io/hassyadai_factory
または
メールアドレス：resort@hassyadai.com
担当：日和