イベント
2018.2.7

「熱血岡村塾」第二弾! 上場企業社長がヤンキーに喝入れ?!〜禅体験〜

8,365 view

ヤンキーインターンでは、世の中の選択格差を無くすために、中卒・高卒の16〜22歳の若者に、座学や、営業、著名人の方の講演といった様々な研修サービスを提供して、若者の社会進出をサポートしている。現在までに述べ100人以上の生徒たちを就職に導いてきた。

〜前回までのあらすじ〜
徐々に非大卒(中卒・高卒の18〜22歳)のポテンシャルを評価してくださる企業様も増えてきていたが、業界全体で見るとまだまだほんの一部。今後更に多くの若者の可能性を広げて行くため、生徒たちにより良い研修を提供し、さらなる成長を遂げてもらいたい。そう考えていた矢先、生徒たちと同じ中卒で、上場企業の代表に上り詰めたあのアドウェイズ岡村さんが、生徒たちに特別研修(熱血岡村塾第一弾)を開いてくださるというお話が。そして岡村さんと実際にお会いさせていただいた所、生徒たちの可能性を見出していただき、本日2回目の特別研修を開いていただける事になったのだ。

前回の研修の舞台は海、そして今回は

女子生徒も含め、今回はヤンキーインターン生全員参加。総勢40名

まだ先日の大雪が残る険しい山道を進む事数十分、、、

生徒:「おおっ、すげー、、、」

生徒の見つめる先には立派に鎮座するお寺。

壮大なお寺に目を奪われていると

岡村:「うぃーーす!」

前回に引き続き、今回の特別研修を企画をしてくださった
株式会社アドウェイズ 代表取締役 岡村 陽久さんの登場だ

岡村:「みんな久しぶり!あっ、今日は初めての子たちもいるんだよね、よろしく!前回みんなと会ってみて、想像以上にエネルギッシュで可能性を感じたんだ。でもまだまだ勢いだけで、未熟な部分も多いとも思った。だから今日はこのお寺で【禅】の体験をして、一度立ち止まって、ゆっくり自分を見つめ直す時間を作りたいと思って」

生徒:「ありがとうございます!是非、よろしくお願いします!」

岡村:「よしっ、じゃあ早速始めようか!」

ー坐禅ー

という訳で皆で本堂へ向かう。
 

中に入ると、煌びやかに彩られた内装が広がっていた。

早速足を組み

僧侶に合わせてお経を唱える。

そして坐禅が始まる。
坐禅の基本は「調身(ちょうしん)・調息(ちょうそく)・調心(ちょうしん)」
身を整え、呼吸を整えれば、自ずと心も整ってくる、、、

足を組み、背筋を伸ばす。そして鼻からゆっくり息を吸い、ゆっくりと吐いてゆく。初めは姿勢が定まらず、皆そわそわしているようで、辺りから雑音が聞こえてくる。

、、、しかししばらくすると慣れてきたのか、静かになってきた。自分の呼吸の音が聞こえてくる。

徐々に呼吸も落ち着いてきた。「チッ、チッ、チッ、チッ」と時計の音だけが堂内に静かに響き渡る。

体と呼吸が整い、そして心が整いだす。頭の中は空っぽになった無の状態。

まるで自分の体と、空間が一体化してくるような感覚。

、、、、、、、

「ゴォーン、ゴォーン」鐘の音でふと我に返る。

時計を見ると30分も時間が経っていた。

なんだろう、とても気分がいい。頭の中がクリアになり自分の考えや、悩んでいたことが整理されてスッキリした。

ー精進料理ー

坐禅が終わり、時刻は正午。

昼食は、僧侶が悟りを極めるために食す精進料理をいただく事に。

仏教では動物の殺生が禁止されており、肉や魚は食べられないので精進料理は野菜、豆、穀類を工夫して作られている。

食事とは命を頂くこと。感謝の気持ちを表し、食に集中するために食事中の私語は禁止。

精進料理は基本的に素材の味を活かすために、かなり薄い味付けになっている。普段なら物足りなく感じてしまうのかもしれない。しかし一口一口、集中して食べることで
しっかり味を感じる事ができ、とても美味しかった。

昔と違い、最近は食事中でもついついスマホをチェックしてしまい、最初から最後まで食事に集中するという事はほとんどないのではないだろうか。

そんな中、精進料理の体験は、忘れかけていた食へのありがたみを思い出させてくれるいい機会になった。

そして禅体験の締めがこちら。

ー写経ー

写経とは
その名の通り、お経を写すこと。その効果は多義に渡り、脳の活性化・姿勢の改善・集中力アップ・忍耐力の向上・字が上手になるなど、生徒には嬉しい様々な効果があり、そしてさらに、治癒力まで向上するようだ。

なんでも、1つの物事に集中することにより、大脳の働きが活性化され、それにより各器官が活性化してくるためだとか、、、
写経おそるべし!

皆、黙々と書き進めていく。

文字を書くことが滅法少なくなった今、久しぶりに文字を書いてみるとこれが意外と楽しい。

確かに、ひたすら文字を書き写していると、どんどん集中力が研ぎ澄まされていく。

般若心経を全て写し終え、本日の禅体験が終了。

岡村さんから生徒へ喝入れ!

岡村:「よしっ、みんなお疲れ!どうだった?禅を体験して自分を見つめ直す事で、自分の考えが整理されたんじゃないかな。」

勝山:「はい!岡村さん本日は本当にありがとうございました!最後に一つお願いがあります!生徒たちが今日の体験を通して、自分の課題、問題が見えてきたようで、それに対して喝を入れていただけないでしょうか?!」

岡村:「喝入れか。なるほどよしきた!」

生徒:「よろしくお願い致します!」

岡村:「じゃあまず君から聞こうか!」

生徒:「よろしくお願いします!僕は来月から企業に就職する事が決まりました。その中でも成果を出し、マネージャーになりチームを持ちたいと考えているのですが、その時にどうすれば強い組織、チームを作れるでしょうか?」

岡村:「人が付いてくる人間は優秀な人間ではない。仲間の事を第一に考える人間だ!」

岡村:「自分の立場で考えてみたらわかりやすいと思うけど、もし上司が自分の成果、自分の出世しか考えてない人間だったら、付いて行こうって思う?絶対思わないじゃん。仲間から信頼されて、強いチームを作れる奴は、いっつも仲間の事を考えているかっこいい奴。自分の事しか考えてない奴は、いくら優秀だとしてもダメだ」

生徒:「ありがとうございます!」

岡村:「よし次!」

生徒:「はいっ!僕は今インターンに参加して3ヶ月なんですが、研修や、将来の就職の事を考えたりしてるといっぱいいっぱいで、このまま卒業まで余裕ができるかどうか心配なのですが、どうすれば余裕を作れますか?」

岡村:「30代になるまでは、余裕なんかない!」

岡村:「うちの会社にも20代、30代、40代と色んな社員がいっぱいいるけど、20代のメンバーはまーみんな余裕なんてない。時間の余裕も、金銭的な余裕も、心の余裕もね。そんなもんだよ、20代なんて。そうやって余裕がない中がむしゃらに突っ走って、30代過ぎたぐらいにやっと余裕ができてくる。半年、1年経てば慣れてくるから、今は目の前のことに一生懸命になれ!」

生徒:「ありがとうございます!」

その後も岡村さんの喝が響き渡る。十人十色、様々な質問がでてきたが、その全てに的確に応えていく。流石、20歳で会社を立ち上げ、当時最年少で上場を成し遂げた方だ。生徒が抱く悩みなど、とうの昔に全て乗り越えてきたのだろう。なんと頼もしい。

、、、そして最後の生徒の質問が終わり

岡村:「じゃあ最後に全員にメッセージ。今日は前回より人数が増えてメンバーも入れ替わったと思うんだけど、正直前回と比べると、なんか丸くなったと思った。ヤンキーインターンが有名になってきて『ここに参加するだけでいい企業に就職できそう』とか軽い気持ちで参加してくる人も増えたんじゃないかな。だからみんなにもう一度意識して欲しい事がある。」

「今ここにいるみんなは自分だけじゃなく、これから先続いていく非大卒の未来をも背負ってる!」

「去年まではね、本当に中高卒、つまり非大卒の子たちには、一切チャンスなんてなかったんだよ。俺も昔サイバーエージェントに落ちたって言ったけど、面接は一回も受けさせてもらえなかったんだ。それがヤンキーインターンができて、今まで中高卒が挑戦することすらできなかった企業に、就職できる道ができたんだ!」

「もしこの1年で、みんなが企業に就職して結果を残せば「来年はもっとたくさん非大卒を採用しよう!」と更に非大卒の未来が広がる。逆に3ヶ月で辞めちゃった、いるんだけど全然存在感無い、頑張ってないとかであれば、『やっぱり中高卒はダメだな。来年からはまた大卒だけ採用しよう』ってなるよね。だから今後の非大卒の選択肢を、増やすも減らすも君たち次第なんだよ!」

「こんな風に考えれば、もっと本気でこの半年間のインターンに取り組めるんじゃないかな。残り1ヶ月の子も、半年の子もいると思うけど、その期間、1日1日を大事にして、全力で取り組んでいって欲しいと思う。そしていつかは企業の人事に『採用するなら1番は東大、2番目に京大、そして3番目にはハッシャダイ!』そんな風に言ってもらえるように、みんなで非大卒の未来を作って行こう!」

確かに岡村さんの言葉通り、初期の生徒たちと比べると、最近は少しハングリー精神のようなものが失われてきたのではないかと感じていた。しかし岡村さんの喝が終わった後の生徒の目には、そんな心配は微塵も感じさせないような、熱い炎が宿っていた。

最後に岡村さんが
「ここまでの研修で、生徒たちのレベルもかなり上がったと思う!最後はあそこで締めくくろうか、、、」
と仰っていた。

なんともう一度研修を行ってくださるようだ、、、
本当にありがとうございます。感謝してもしきれません。

そして最後の研修は、いったい何が待ち受けているのだろうか、、、

—————————————————-

さて、この記事を見て頂いた企業の皆さま。
ご覧のように、ヤンキーインターンには大卒に負けないポテンシャルをもった18〜22歳の若者が常に30〜50名程在籍しております。研修風景の見学や、企業説明会の開催等も随時受け付けておりますので、もしご興味を持って頂けた場合は、下記フォームからお問い合わせ頂けますと幸いです。

お問い合わせフォーム

…この記事を企画した人|○アミーゴ Jr ○アナザーゴッド
…この記事を書いた人|○鉄拳の近藤

share
Facebook はてなブックマーク Pocket

Recommend

イベント
2019.4.17
『30歳の時にどんな”自分”になっていたい?』平山 里桜/株式会社ユニポテンシャル – ヤンキーインターン講演会
イベント
2019.3.27
『学歴なんて関係ない!大切なものは“意思”の強さ』金山 貴人/株式会社マクステージ – ヤンキーインターン講演会
イベント
2018.7.26
『大企業の看板、綺麗なオフィスビル、そんなものよりもっと大事なものがある』平山 里桜/株式会社ユニポテンシャル – ヤンキーインターン講演会
イベント
2018.4.25
「熱血岡村塾」最終回! 上場企業社長とヤンキー、感動の卒業式