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2018.2.13

バレンタインデーに義理チョコは必要!?渋谷の若者100人に聞いてわかった『本命カモフラージュ』の存在

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どうも、鉄拳の近藤です。

早速ですがみなさん、

先日、高級チョコレートで有名なGODIVAが出した広告が物議を醸しているのをご存知だろうか?

2月1日の日経新聞に掲載された広告に綴られたメッセージはこうだ。

「日本は、義理チョコをやめよう」

チョコレート業界全体が、かき入れ時であるはずのバレンタインデーに向けて出したこの衝撃的なメッセージ。

この広告に対してブラックサンダーで有名な有楽製菓は


とTwitterで発信を行うなど、その他様々な場所でも賛成派、反対派の議論が巻き起こった。

男性が9割である弊社の社内でも多くの議論が巻き起こったが、その中で『義理チョコに関して、リアルな若者女子はどう考えているのだろうか?』という素晴らしい意見がでた。

ヤンキーインターンというサービスを提供し、常日頃、若者と触れ合っている私たちとしてもこの回答はとても気になった。

と、いうわけでバレンタインデーを直前に控えたこの日、今年19歳、ハッシャダイ最年少の女性社員ららうぇいを引き連れ、渋谷で街頭アンケートを行うことになった。

早速100円ショップに出向き、アンケートアイテムをこしらえる。

さすが女子、手際がいい。画用紙と段ボールで、器用にアンケートボードを作っていく。
僕がまだスーパーマリオのコーラ&ソーダ味のグミを買おうかどうか迷っていた、その一瞬の間に全てが完成していた。

「そんなもん買ってる場合じゃないでしょ?あほなん?」

と5つも年下の和歌山出身の後輩にケツを蹴られ、向かった先は、

ハチ公前。インタビュー当日が祝日だったという事もあって、ターゲットである女子達は大勢いた。アンケートには困らなさそうである。

今回は中学生・高校生・大学生・社会人に大きく分けて「義理チョコ制度についてはどう思うか」についてアンケートする事にした。

早速、私自ら声を掛けに行こうとしたが、ふと思いとどまる。

今年、齢24歳になる近藤。まだまだ社会として見れば若者の部類だろう。
だがしかし、ここ、祝日の渋谷ハチ公前では話は別だ。

アンケート対象には中学生・高校生も含まれている。彼女からすれば僕は立派な「おじさん」もしくは「おっさん」である。

そんなおじさんおっさんかわからない得体のしれない漢が、段ボールを片手にニヤニヤしながら声を掛けてくる。もはや、立派な「事案」である。

ご丁寧に目の前には交番。うっかり逮捕されて社会から「ロリコン犯罪者」のレッテルを貼られかねない。
チョコレートおじさんとしてSNSでバズってしまう恐れさえある。
日頃から上司にリスクを取れとは言われているが、「社会的に終了する」という圧倒的リスクを目の前にし、今回は断念。
アンケートはららうぇいにお願いする事に。

というわけで、前置きは長くなったが調査開始!

街頭アンケートスタート!

さすが若い女の子同士、みんな快くアンケートに答えてくれる。

ここで、ここまで声かけ役を頼んでいたくせに、自分のタイプの女性が現れた途端にららうぇいからボードを奪い去り、図々しくアンケートを取り出す漢。それが、僕、鉄拳の近藤である。正真正銘のクズ。下衆の極みである。


そしてこの笑顔。救いようが無い。世の中のすべの若者よ。どうか僕を反面教師にし、僕のような振る舞いは決してしないでいただきたいものだ。でないと後輩からの評価が地に失墜する事になる。

気になる調査結果発表

約三時間の街頭アンケートを終えて集まった結果が、、、

これだ!

中学生:赤 高校生・緑 大学生:黄色 社会人:青色

なんと!!予想に反して、義理チョコ制度は”あり”が多数派をしめる事になった。

それでは、まず”なし”派の意見からみてみよう

義理チョコ制度”なし”派の意見

多かったのはやはり
「チョコを渡さないといけない雰囲気が疲れるから」

その他の意見は
・「渡して勘違いされるとうざい」
・「お金がかかるから」
・「存在の意味がわからない」など

印象に残った回答は
・クラス全員にチョコを渡して女子力アピールしてる女子を見るのがうざい
という、もはや義理チョコ制度云々ではなく、完全な個人攻撃を仕掛ける女子も。

「(てか、いきなりアンケート求めてくるお前らもうざいよ?)」と心の声が聞こえてくるような気がした。

義理チョコ制度”あり”派の意見

“あり”派で比較的に多かったのが

「コミュニケーションのきっかけになる」

という意見だった。
特に中高生で多く見られ、「普段喋らない人や、クラスメイトと喋るきっかけになる」と、異性に限らず同性にも友チョコと称してプレゼントしたり、純粋にイベントを楽しんでいる様子。

そして「ホワイトデーのお返しねらい」という男泣かせな意見も。

世の男性諸君、僕たちは常に狙われている。海老で鯛を釣ろうという女性には要注意かもしれない。

その他にも面白い意見はたくさんあった。

・女子力アピールのチャンス
・チョコを食べれる
・日頃の感謝
・本命後の後処理
・義務チョコ


しかし、このアンケートで最も多かった意見は、彼女達の心にある最もピュアな部分から出てくるエモい、それはエモいものだった。

素直になんて言えないから…『本命カモフラージュ』

それが「本命カモフラージュ」というキーワードだった。

「本命の相手に義理チョコとして渡せるのが一番気持ちが楽です」
「もしも義理チョコがなかったら、チョコを渡す=本命、という事になるので恥ずかしくて渡せない」
「義理チョコだよ!と言って渡すけど、他の子達より凝った物をプレゼントして気づいてくれたらいいな〜と思ってる」

なんと…なんと素敵な意見なんだろうか…
鉄拳の近藤(24)(彼女なし)の心にこの意見は深く突き刺さった。

さらに追い討ちをかけるように義理チョコがきっかけで、彼氏と付き合ったというエピソードを持つ人も現れた。

「本当にただの男子の一人として、初めは市販の義理チョコを渡したんです。でも、なぜかがっかりされて…笑。どうしたの?って聞いたら『○○からは手作りが欲しかった』って言われてしまい///正直キュンッとしてしまったのがきっかけで、その日から意識しあう感じになったみたいなw」

爆発した。

確かにそうなのかもしれない。
LINEが普及したおかげて、昔よりずっと気持ちを伝えるのが容易になった世の中の中心にいる彼女達。
そういった彼女達に対して白黒はっきりしたストレートな意見を大人は求めてしまいがちだが、10代から20代の彼女達が持つ心のピュアさはいつの時代になっても変わらないはずなのである。

———–
さて、GODIVAさん・ブラックサンダーさん
この記事を読んでいただけましたでしょうか?
これが若者達のリアルな意見です。

GODIVAさんのように本命チョコという存在を大切にする気持ち
ブラックサンダーさんのように義理チョコの存在を大切にする気持ち
どちらも若者達の元に届いています。

そして、どちらも彼女達にとって、とてもとても大切な存在なのです。

今後も、
GODIVAさんは本命チョコの代名詞として、彼女達が想いを届けやすいような製品を作ってあげてください。

ブラックサンダーさんは、義理チョコの代名詞として、シャイな彼女達の代弁となるような製品を作ってあげてください。
そして、僕の小腹を満す手軽なスナック菓子で、あり続けてください。

全ての男女に幸あれ!!

ーーーーーーー
…この記事を企画した人|○ららうぇい
…この記事を書いた人|○鉄拳の近藤

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