卒業生
2018.4.25

東京に出てきたのは、”今しかできない仕事を探すため” 〜挑戦者の素顔 JUNYA(21)〜

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「挑戦者の素顔」では、鉄拳の近藤がヤンキーインターンの参加者にインタビューを行い、その素顔に迫ります。中卒や高卒として歩んできたこれまでの人生や、鉄拳の近藤だからこそ引き出せる素顔など、地元を離れ上京した若者のリアルを届けます。
本日は営業を学ぶBusinessコースのJUNYA、宮城で育ち、新しいことを探しに東京へきたその経緯と今の気持ちを聞きました

インターンに参加する前は

はじめまして。JUNYAです。今日は僕の自己紹介をしたいと思います!
僕は中学まで宮城の〇〇村という場所で育ちました。

 

えっ?村?そうです。村です。カタカナならムラ、英語ならvillageです。村という名前に恥じないようなど田舎で、コンビニとか、自販機とか、みなさんが住まれていた場所には当たり前にあったはずのものはなーんにもありませんでした。あるのはマイナスイオンだけ。中学の全校生徒は20人ぐらいしかいないのに、何故か先生は17人もいました。税金の無駄遣いもいいとこです。

 

高校は村になかったから、隣町の高校に引っ越したんですけど、村生活とのギャップがすごかったです。例えばグループとか派閥とかって学生なら、いやむしろ幼稚園でも社会人でも当たり前にあるじゃないですか? でも僕は高校までリアルにそんなのがあるって知らなかったんです笑 僕が育った村はさっきも言った通り、本当に人が少なくて助け合わないと生きていけないから、みんな家族みたいなんですよ。だから派閥とかも全くなくて。だから高校で初めてその光景を見たときは「おー、なんか喧嘩漫画みたい」って思いました笑。

 

あと高校生になりたてで、新しい友達と帰ってる時に、友達が「カラオケ寄ってこー!」って言った時に「えっ、あっ、カラオケあるんだ!」って感動したのも印象に残ってます。もちろん村にはカラオケもなかったんで笑。今まで村にはなかった魅力的な物や場所が多すぎて、眠っていた欲望が解放された結果、村では使い道がなくてずっと貯めてたお年玉、一年で全部使っちゃいました笑


後方に見える吹けば飛びそうなプレハブのような建物が、JUNYAが通っていた中学校。

 

 

そんな感じでカラオケやパチンコと、刺激的な生活にも慣れ、無事シティーボーイとなった僕に卒業が迫っていました。就職はしたくなかったので、両親に大学に通わせて欲しいと言ったんですけど、最初は「勉強全くせーへん奴が大学行ってどうするんや」って親父に一喝されました。 でも周りの友達もみんな進学していて、どーーーしてもまだ遊びたかった。だから”一年で卒業できる学校”という条件付きでお許しをいただき、工場の技術専門学校に通わせもらえることに。

 

入学してからは、遊びまくったのはもちろんですが、僕のわがままを聞いて払ってくれた学費を無駄にしないようにと、専門学校では勉強も本気でして、取れる資格は全部取得しました。

 

そしてあっという間に一年が過ぎ、いよいよ僕も就職することに。就職先は、学校に届く求人の中から一番給料が高かった地元の鉄筋工を選びました。就職してからは会社の上司とつるんで酒、キャバクラ、パチンコの繰り返しというクズな大人のお手本のような毎日。あれはあれで楽しかったです、、、。

 

働きだしてから一年ぐらい経った頃、ある日上司に「来年から職長やってみるか!」って言われたんですよ。昇格なんで、普通なら喜ぶところなんですけど、その場で返事が出てこなかったんです。その理由は、最初こそ楽しかったけど、仕事にやりがいも感じないし、慣れてきたら単純作業の繰り返しで、飽きちゃってたんです。

 

僕が現場で働いて出した結論は「この仕事は今じゃなくてもできるな」でした。当時21歳だったんですけど、今はもっと別の、今しかできない仕事にチャレンジしたいって。そう考え出してしばらくした頃、上司と喧嘩して、いろんな不満も相まってそのタイミングで退職を決めました。

 

僕、たまたま親族に営業をやっている人がたくさんいて、良く仕事の話を聞いてたんですよ。その時から、数字ではっきり成果が見える営業で、自分の力を試したい!って考えていました。そこで地元の営業職を探して、何件か面接を受けたんですけど全滅しちゃって。

 

貯金も無くなりそうでやばいなって思ってた時に、たまたまネットサーフィンしていたら偶然ヤンキーインターンを見つけました。色々不安はあったけど「まあダメだったら帰って来たらいいか」と思って参加を決意したんです。


お腹が空いて、食べ物を探している時の表情。あだ名は「ヤジロベー」

インターンに参加して変わった事

いろいろありますけど、やっぱり一番変わったのは仕事観です。地元で鉄筋工をしてる時は、仕事はお金を稼ぐためにしかたなくする事そう考えていました。でもインターンに本気で取り組む仲間達や、企業の方々の話を聞いていくに連れて、仕事は自分のやりがい、そして成長のために人生を通して取り組んでいく事だと考えるようになりました。

 

また、何事も自分事として受け止める、という考えも、知ることができて本当によかったです。今までは、仕事で誰かが失敗しても自分は関係ない、と他人事としてとして無関心でした。ですがインターンのメンバーは、自分以外の生徒がうまくいっていない時、失敗した時も、もっと自分にできる事はなかったか、もっとこうすればよかったのか、と自責に落とし込んで考えていました。その考えを取り入れるようになってから、成長するスピードは何倍にも上がったと思います。自責最高です!


お腹いっぱいごはんを食べ満面の笑みのAJ。

これからの目標

モテる男になりたいです笑。女の子はもちろんなんですけど、男にもです。仕事で活躍して、たくさんの人たちから頼られる、かっこいい男になりたいです。なんでかって言われたら、、、本能ですかね笑。僕は今人材系の企業から内定をいただいています。卒業後はそちらの企業で、インターンで身につけた主体性を発揮して、仲間を引っ張っていけるような人間になります。

これから参加してくる人へメッセージ

僕はインターンに参加して、本当に世界が広がりました。地元では営業がしたかったけど、学歴や経歴の問題で、挑戦するチャンスがありませんでした。でもここに来たおかげで、営業を経験できたのはもちろん、今まで全く知らなかった様々な職業や選択肢と出会う事ができました。

 

まだまだ地方で過去の僕と同じような悩みを抱えている人はたくさんいるはずです。もし今これを読んでくれてるなら、是非インターンに飛び込んできて欲しいです。僕も不安だったけど、同じ境遇の仲間が達が歓迎してくれます!

ヤンキーインターンは若者の挑戦を応援しています

ヤンキーインターンは、東京で半年間の生活をするインターンシップで、未経験の若者に基本的なビジネスマナーや実践的なビジネスなどを身につけるカリキュラムを用意することで、地元では得られなかった様な選択肢を得られるサービスです。インターン中の住まいを0円で提供し、食費や生活費などのサポートも行っており、安心して上京することが可能です。

「未経験だから不安…」、「はじめて地元から出る…」、「仕事やお金はどうしよう…」、など様々な不安があると思います。ヤンキーインターンでは、そんな不安や心配を解消する、無料のカウンセリングを実施しています。
無理な勧誘や面倒な電話は一切ありませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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