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2018.10.26

「choose your life講演」群馬県立西邑楽高等学校 in DMM

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10月3日(水)、DMM本社にて群馬県立西邑楽高等学校1年生の生徒45名にハッシャダイの勝山 恵一と勝山とともに全国の高校生へ講演を行っている大学生グループHASSYADAI collegeが行った「choose your life講演」。


初めての六本木、初めてのDMM本社、どの生徒の目も期待と興奮でキラキラと輝いていた。

今回の講演は、ハッシャダイの勝山による「キャリア講演」とハッシャダイ カレッジのメンバーによる「ワークショップ」という2部制になっている。

・選択することの大切さ
・君達が持つ可能性

の2つを伝えるべく、生徒たちの心へと言葉を投げかけ、考えてもらった。

講演〜ハッシャダイ 勝山恵一〜『「choose your life」実体験』

理想論を語られる堅苦しい講演ではなく、勝山の実体験を元に進んでいく「choose your life講演」は、生徒だけでなく教師をも惹きつけていく。
例えば「人生について考えたことある?」という問いにはほぼ全員がなし。「俺もそうだった。」とし、自分の過去と照らし合わせる勝山。


野球に没頭していたがひょんなことから先輩とぶつかり、退学。その後は”ヤンキー”街道まっしぐら。喧嘩、時々バイトの日々だったという。


今の勝山からは想像もできない”ヤンキー時代”の写真が映し出されると、生徒からはどよめきが。

そんなヤンキー時代に子どもを授かり、「”スーツ”を着る仕事がしたい!」と思ったものの、”どうしていいのかわからない。何をしていいのかわからない。”と頭を悩ませたという。「腹をくくって挑戦しよう!なんとかなる!」と意気込んでみても、とにかく何をどうして良いのかわからなかったそうだ。


「こんなにも意思は硬いのに…って。みんなもテスト勉強頑張ろう!って思って、意気込んだものの、どう勉強したらいいのかわからないって状態になったことある?それと同じ。」と、勝山がテスト勉強に例えると、一斉に生徒たちが頷く。

視野が狭い状態で、父親になるだけが決まっている状態だった勝山。途方に暮れ、一時は「何もかも諦めて、ホームレスになろう。」と思ったこともあったそうだ。
八方塞がり、まさにその言葉がぴったりなそんな時に、勝山は仲間に声をかけられた。「営業をやらないか?」と。
そこからはがむしゃらに頑張った。1つの目標に向かって仲間と共に頑張れば必ず叶う!それを実現した。


と、勝山の実体験を聞く生徒たちは、まるで大好きなドラマやアニメを見ているかというほど、真剣。


生徒だけでなくその場にいた全員が、勝山ワールドに引きこまれた瞬間だった。

やりたいことを仕事にできる時代

どんどん進化していくこの世の中、頭で考えない仕事はどんどんロボットに奪われていく。
人間がやらなくて良い仕事はロボットがやる時代になる。
すると、人間の強みは…?

・想像力
・共感力
・楽しむ力

この3つが人間の強みの大きな軸となる。
これからはやりたいことをできる時代になると私たちは考えている

じゃあやりたいことってなんだろう…?
「正解は社会にはない。考えよう!自分の人生を他人軸で決めちゃダメ!自分の人生は自分で選ばなきゃ!」と熱い想いを込めて生徒へと届ける勝山の言葉が生徒の心に響く。

「先生や友達、そして親、たくさん相談しよう。そして自分のやりたいことが見つかったらあとは挑戦あるのみ!!」
そう、勝山の言葉通り、周りに相談する人はたくさんいる。相談がしやすい環境も大切なのだ。
“答えを訊くのではなく、過程の方法を訊く“…そう言った勝山の言葉が1番響いたのは、生徒ではなくその場にいた大人たちだったかもしれない。

“ワクワクする未来”ワークショップ

ハッシャダイ カレッジのメンバーにバトンタッチし、”ワクワクする未来”をテーマに行われたワークショップ。
何が好きか、何に興味があるかをポストイットにどんどん書き出していく作業から始まり、次にそれに関連する職業を書いていく。

が、中々生徒のペンは進まない。というのも、「アニメが好き」だと書いた生徒はアニメに関する職業が思いつかない。”漫画家”は思いついても自分のイメージとは違う。

そこでカレッジメンバーがアドバイスをする。と、そんな風にどんどん知識と視野が広がっていく生徒たち。

この先の未来を背負っていく、若者たちが「choose your life」していくきっかけになれば…そんな思いもって作り上げて来たこのワークショップが、少しでも生徒の心に何かを残せていればと願う。

高校1年生の生徒たちは、いつもとは違う場所で、普段なら出会わない人の話を聞き、刺激を受けて、有意義な時間を過ごせたはずだ。


今後、もっともっと多くの若者に早い段階から「choose your life」することの意味を伝えていければと思う。

 

 

Written by tomo.

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